北浦リレーションシップ 第30回 石田雄一さん

北浦リレーションシップ30人目は前回の大平憲二さんからのご紹介で、阿武町のABUウォーターボーイズ代表(広報マン)・石田雄一さん(28歳)です。(発行日は2013年5月2日)

ISHIDA

Q1.趣味は何ですか?
-運動と会話です。スポーツをし、人と話すことで元気になれます。一人の時間は嫌いではないですが、多くの人と出会いおしゃべりしたいです。

Q2.夢は何でしょうか?
-縁があり地元・防府を離れこの阿武町で働き生活することを選びました。僕はこの阿武町をとても気に入っているのですが、はじめは地元の人からよく「なんでこんな何もないところに来んかね」と声をかけられました。この阿武町には他に負けない資源があり、ある意味“人間らしい”素晴らしい生活を送れるところです。ですので、その素晴らしさを内外に発信し、この阿武町で生活することを選んだ人に地元の人が「よー来たね!こねーなええところは他にないよ!」って言ってくれるような町となることが夢です。あと、ウォーターボーイズに子たちが少しずつ参加してくれることでプールがメジャーになり、オリンピック選手が生まれると面白いなと夢描いています。

Q3.幸せだなと思うときはどんなときですか?
-ウォーターボーイズをやっている時です。あの時だけは、海パン一枚で公衆の面前でパフォーマンスをしても犯罪になりません(笑)。しかもみんなが笑顔で、楽しんで観てくれて、多くの方が退場の際にわざわざ足を止めてアンケートに記入してくれました。そこには、「面白かった」「元気が出た」「阿武町でこんなものが観れるとは思わんかった」「ぜひ続けてほしい」などの声が。また色々な方から励ましの声も頂き、大変幸せます。

Q4.観光客にお奨めしたい場所はどこですか?
-隠れた名所・阿武町福賀の西台です。山の中のちょっと開けたところで、そこで見る星空は最高です。寝袋、コンロ、インスタントラーメンを持ち入って過ごす一晩は最高です!

Q5、よく行くお店はどこですか?
-奈古駅前の八代さんです。あそこの唐揚げ定食はうまいだけでなくボリュームもあって、食べ盛りでも満腹になれます。また道の駅内にあるカフェ846の日替り定食もオススメですね。

Q6.この北浦で一番美味しいと思うものは何ですか?
-福の里直売所の手作りクッキーと、道の駅阿武町に売ってあるポ・ヤシロのシュークリームは大好きな甘味です。あと、漁師さんの船の上で、カワハギの肝を醤油に溶かして刺身につけて食べた時は最高でした。

Q7.あなたが住むこの街の好きなところは何ですか?
-何でもあるし、何でもできるところです。自分が考えてやろうと思った、環境を活かした遊びは何でもできます。そして、それに対し住民の皆さんは寛容でいてくれるし、バックアップしてくれる人も多く、ほんと有難いです。

Q8.では、この街の問題点は何だと思いますか?
-結構若者が住んでいるのに、表立って何かをしない人が多いところでしょうか。若い人が集まって何かしようと思えば直ぐにできるのに勿体ないなと思います。

Q9.その改善策をどのようにお考えですか?
-よく「若者がおらん。若者が動けば」という声を聞きますが、若者が出てきた時にそれを支える体制がもう少し必要だと思います。まずは、場の提供。そして共にやろうという姿勢。簡単なことで、まず「褒める」ということから始めてみてはどうでしょうか?そして、頑張ってる人・頑張ろうとしている心が正当に評価され、バックアップされる“みんなで盛り上がる”仕組みづくりが必要だと思っています。

Q10.この人は凄いと思う北浦に住む知人、友人を紹介してください。
-阿武町の夢追人、浜の小屋の茂刈達美さんです。