北浦リレーションシップ 第32回 福島淳也さん

北浦リレーションシップ32人目は前回の茂刈達美さんからのご紹介で、須佐の口福の馳走屋 梅乃葉店主・福島淳也さん(44歳)です。(発行日は2013年6月6日)

福島さん
Q1 趣味は何ですか?
-仕事です。他郷土須佐の古代史の探求です。

Q2 夢は何でしょうか?
-描く目標はたくさんありますが、「須佐男命いか」を通して、梅乃葉の商品・サービス・お店作りが、全国区の知名度と支持を得ることを、先ず念頭においています。

Q3.幸せだなと思うときはどんなときですか?
-子ども達が喜んでいる時、お客様が喜んでくれた時、描くビジョンが形になって結果を出せた時。

Q4.観光客にお奨めしたい場所はどこですか?
-名勝・天然記念物「須佐湾」です。神話の元となった古代・中世に渡る須佐湾を舞台にした歴史ロマンを想像しながら、絶景を船で遊覧すること、古代の海人族になったような高揚感を楽しめます。過去の歴史の物語を想像しながら楽しんでいるのが萩の歴史観光だと思いますが、全く時代背景が違う歴史観光が須佐湾には存在します。(ただ、今はそんなガイドはしていませんが(笑))

Q5、よく行くお店はどこですか?
-益田市の「レストラン・ボンヌママン・ノブ」というお店が気に入ってます。

Q6.この北浦で一番美味しいと思うものは何ですか?
-手前味噌ですが、須佐男命いかで作った「しんしび」(生干し・一夜干し)は最強の絶品です。活イカより美味いです。

Q7.あなたが住むこの街の好きなところは何ですか?
-須佐は神話の元となった逸話が数多く残っているところです。須佐之男命との縁で知られていない説や、古代書の内容を裏付ける実際の物証の存在や不思議な地形や名勝等、住民でさえも知られてないことがまだまだ多いのです。

Q8.では、この街の問題点は何だと思いますか?
-一番は経済だと思っています。どこでもそうですが、排他的な習慣・思考、他者への依存心、視野の狭さなどから、自ら首を絞めてきた部分も多いにあり、須佐には稼ぐ力がなく、地域振興も疲弊していました。

Q9.その改善策をどのようにお考えですか?
-やる気のある者には徹底した支援とチャンスを与え、チャンスと気付かない者・やり方がわからない者には、徹底して情報・場の提供を。ファシリテーターの養成を図り、継続的な派遣によって、地緑やしがらみで、まともな話し合いさえ出来ない地域の色んな会議を第3者によって活性化し、ビジョンを共有化すること。ICTインフラの強化・活用で、セミナーや講義をライブ配信、又はオンデマンド配信可能に。ウェブ会議システムなど様々な会議に自宅から参加できる機会を(先ず、行政が本所支所間で実践・実証すべき)

Q10.この人は凄いと思う北浦に住む知人、友人を紹介してください。
-「多摩WOOD PRINT」の、高橋隆宣さん(田万川・教専寺住職)です。田舎を俯瞰して見れる視野と話題にいつも刺激を受けます。過去のキャリアも凄いお方です。