1971年生まれ 大谷 雅則さん ㈲大谷 代表取締役社長

Q.今までの人生を振り返ってみていかがでしょうか?
-いずれ家業を継ぐのだろうと考え高校卒後は宇部の企業に就職し、学校に通いながら5年間過ごしました。結婚を機に地元に戻り家業に就き今に至ります。家業は左官業という職人の世界。振り返れば跡継ということで先輩方はもちろん業界でも厳しい目で見てくれていたのではないかと思います。また、帰ってきた当時は地元での仕事も職人も多く、ガムシャラに取り組むことで何とかやってこれた感じです。
その後、時代とともに、仕事の内容もかわり、工法も昔ながらのものだけでなくなり、ニーズに応じた仕事を受けるように変化してきました。また、建設業だけでなく多くの業界もそうなんでしょうけど、高齢化が進んで職人不足・人材不足が大きな課題となり、仕事があっても受けることができない状況が続いています。これから人材不足をどのようにしてカバーしていくかを考えるばかりです。
プライベートの方では、2人の子どもの親として、子どもが成長する姿を楽しませてもらっています。長女は現在大学生なので、後少し面倒みていかないといけないなというところで、今年高校生となる長男は、小さい頃からスポーツをし、仲間や指導者の方に恵まれ、成長だけでなく観戦をも楽しませてもらっています。子どもには是非自分のやりたい道を貫いてもらいたいですし、それを応援できる親であろうと思っています。

Q.年男を迎えるこの1年をどう過ごしたいお思いですか?
-仕事の面ではやれることを一生懸命にやるしかないと思います。亥年ということではないですが、前に突き進んでいく1年でありたいなと。プライベートでは萩ライオンズクラブでお世話になり、とても楽しいクラブライフを過ごさせてもらっていますので、何か自分のできる限りのことを頑張っていきたいと思います。また、趣味の話になりますが、歳をとって本気で出来なくなった野球に代わり4年ほど前から力を入れ始めたゴルフで、年内にはパープレーで回れるようになれればと考えています。後は、長男が高校に進学しても試合観戦させてもらえれば嬉しいですね。

Q.今後の人生をどのように歩んでいきたいとお考えですか?
-後何回年男を迎えることができるか分かりませんが、1年1年を悔いのないように過ごしていきたいと思います。こうやって今があるのも多くの方のお陰で、お世話になった方々に恩返しをしていきたいですし、お役に立てることがあれば積極的に取り組んでいきたいです。
また、今までも夫婦仲良くさせてもらってますが、仕事ばかりで旅行もほとんど行けずにいたので、子どもが社会人になったあとは、夫婦水入らずで旅行にも行きたいですし、嫁に色々とプレゼントできればなと思います。