NEW OPEN 夢参花(ゆめさんか)

萩市萩城城下町の入口(県立美術館裏)に今年1月5日にオープンされた夢参花さん。和食を中心としたお食事処です。店主の渡邉正夫さんは、料理人としていくつかの市内宿泊施設を渡り歩き、腕を磨かれ、50歳という節目の年に独立し出店されました。

「もともと生涯現役でいたいと考えていました。勤め人だと、あと12年、14年で定年を迎える。それから独立しようとしたときにバリバリ働けるのだろうか。独立するなら元気に働ける間に独立した方が良いのではと50歳の区切りに退職し出店しました。」と渡邉さん。店名の由来は、息子さんの名前から「夢」の一文字、3人の娘さんの名前についている「花」と、4人のお子さんの名前を合わし付けられたそうで、お子さん同様、大切に育てていきたいという思いが窺えます。
カウンター席5席に座敷に8席とこじんまりした店内の窓からは城下町入口が臨め、観光客の行き交う姿を眺めながら注文した料理を待つことができます。

メニューの方はというと、かつ重、海老玉重、天ぷら重、海鮮重、うな重、ステーキ重と2段重の丼を売りにされており、その他、から揚げ、とんかつ、天ぷら、海老フライ、寿司、刺身といった定食群に、一品料理をラインナップ。2段重は1段目が日替わりの前菜が5、6種あり、丼だけでなく、副菜も楽しめるものになっています。またグランドメニューの他には馬刺し、鯨刺し、更には、うなぎ棒寿しといった変り種も提供されています。

コンセプトは「低価格でお腹いっぱい食べてもらえ、敷居の低い入りやすいお店。」と渡邉さん。主なターゲットは観光客になりそうですが、地元の人も利用しやすい価格設定になっています。

夢参花
萩市平安古603-2
℡ 080-3882-9597
不定休
営業時間 11時~17時(春先からは11時~19時)
※夜は予約のみ