連載 福岡で暮らす萩LOVEパパの子育て記 第16回

花冷えが続き、今年は桜が長く楽しめましたね。息子1年生1学期の松陰先生のことばで始まったこのコラム、はや3年目となります。幼心を打ち捨てた(はずの)小3ハル。毎朝玄関で朗唱する1学期のことばは…

人間として生まれたんだから、動物とは違うことを自覚しなければならない。動物と同じではいけない。玄関に設置して一緒に朗唱したあと、人間と動物の違いを出し合いました。「人間はめっちゃ早く走れるよね(チーターって知ってるか?)」「人間はお母さんが大好きだね(君は特にね。でも動物もお母さんが大好きだと思うよ)」「人間は焼き肉が大好きです!(ママの実家の故・飼い犬も大好きだったよ。肉。)」
とはいえ、何が決定的に違うのでしょう。どんな違いを自覚することが大事なのでしょう。僕が古典を読んでいて特に心に残ったのは「反省すること」という1節でした。自分の行いを反省することは、動物にはできない。反省することで、自分の中の動物的なものを、取り除いていくのだ、と。生涯こつこつと。
萩のTくん。昨晩、君に送ったメッセージはとても礼を欠いたものでした。反省しています。これを読んでるお父さんお母さん、分かっています。息子の前に、自分だと。会社のN先輩、金曜日の飲み会の時は…(つづく。一生。)