連載 コラム『むつみ豚と雨女』 第13回

今月、結婚式および披露宴に2件ご招待頂いている。
結婚式なんてかれこれ4年ぶり。
楽しみだな〜何着て行こうかな。
そう、これが一番悩む。当方、41歳のおばさん。同世代の方ならお分かり頂けるだろう、何を着ていいかわからないんだ。
披露宴会場の華やかさとなる事はもっと若い方にお任せしよう。41歳ともなれば、品性、落ち着き、礼儀礼節を求められるのだ。
体重は20代の頃より変わっていない。と言うか、むしろ貧弱になっている。服のサイズとしては若かりし頃のワンピースでも着られるのだが、それが体重の変わらないアラフォーの落とし穴。首から上と下のミスマッチ。あらゆる場所のたるみ。41年の生き様だって顔に出てくる。
ワタクシの加齢による変化を具体的にお教え致しましょう。まず、一番気になるのは『ほうれい線』。これは鼻の両脇から唇の端っこに伸びる左右2本の線。 しわでは無く、頬の境界線である。週一回のほうれい線パックを週二回に増やすほど気になっている。それから、目尻のシワと目の下のたるみ。ワタクシの性格を映しているのであろう眉間にしっかりと刻まれた縦ジワ。コラムを書いている時も気づけば眉間の縦ジワ。首と鎖骨周辺の衰え及びポツポツとできる小さなイボ。髪の量やツヤ、爪のボコボコや変色、まさに頭の先から爪の先まで如実に加齢現象が表れている。
おばさんが結婚式で何着てたかなんて誰も気にしないし覚えてもない。そりゃよく分かってる。だけど、せっかくのご招待じゃないか。オシャレしてお祝いしたいじゃないか。
そんなわけで、社長に内緒でワンピースをネット通販で購入。うちの社長は『え?何そのワンピース。見たことないんやけど…』などと言うような器の小さな男ではない!
お値段32400円。