連載 OPあつしの徒然コラム 第47回

こんにちは。最近、明らかに時間の過ぎる感覚が早くなったと感じて仕方ないアツシです。あの頃、夏休みなんて、めっちゃ長かったのに…。
夏の甲子園、大阪代表の履正社が石川代表の星稜高校を決勝で下し、優勝を飾りました。履正社の皆様、おめでとうございます。胸を張ってほしいものです。で、なぜツカミがこの話題かといえば…、甲子園で見たかった投手。佐々木朗希投手です。岩手県の甲子園の予選会での、花巻東と大船渡高校の決勝戦。佐々木朗希投手の登板回避問題がありました。決勝戦で花巻東に勝てば甲子園出場という大一番に登板することなく敗退。試合後の大船渡高校の国保監督は佐々木投手の怪我の可能性を感じて登板を回避したと詰め掛けた報道陣に登板回避の理由を話されました。
ワタクシ的には監督の判断は否定も肯定もできません。近くで見ているからこそ故障を感じての判断と思います。しかしながら、一方で解せない事も。というのも、決勝戦の登板を回避するのならば、なぜ、準決勝を登板させたのだろう?など、なぜ?なぜ?が頭から離れませんでした。当然トーナメントという負ければ終わりの大会で勝ち上がるための判断と思うんですが、一番なぜ?と感じたのが、4回戦での延長12回の196球一人で投げさせた事に尽きると感じます。高校野球でも分業制が必要とされる時代に、予選会でそこまで投げさせたのか?どうしても、ひとりの高校野球ファンとして、甲子園で投げる佐々木選手の投球を見てみたいと思うだけに、登板マネジメントを是非とも聞いて見たいところです。まぁ、答えは出ませんけどね。
ワタクシも柔道をしていたのですが、大切な大会出場するために痛み止めを注射して出場した仲間を数多く見てきました。故障しては何もなりません。が、一方で、その瞬間、その仲間、そのチームでの勝利に意味を見出すとすれば、まさに一生に一回の機会なのかなと思いました。佐々木投手の登板回避が監督を含めた選手全員の意見であることを望むばかりです。
今、U-18ベースボールワールドカップに参加している代表選手の活躍と優勝を祈るアツシでした。そんじゃ、今日も一日、ご安全に!!