北浦リレーションシップ第50回 吉井富士子さん

北浦リレーションシップ50人目は、さんからのご紹介で、萩市の城下町にある畔亭の吉井富士子さん(64歳)にお話を伺いました。

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Q1.趣味は何ですか?
-映画鑑賞や音楽鑑賞、スポーツ観戦です。どれも、ジャンル問わず好きですね。スポーツは、まもなく、サッカーW杯が始まるので楽しみにしています。

Q2.夢は何でしょうか?
-畔亭では、お客様に日本庭園をお楽しみ頂いていますが、その裏庭に、イングリッシュガーデンを作ってみたいなと思っています。なかなか時間がなくて、手をかけることができないのですが、バラや美しい花々が咲いているのに憧れるのです。いつか実現させたいですね。

Q3.幸せだなと思うときはどんなときですか?
-毎日、バタバタと時間が過ぎていくのですが、仕事が終わり、主人と一緒に1杯飲みながら、今日も一日やり終えたなとホッとするひと時です。

Q4.観光客にお奨めしたい場所はどこですか?
-萩は、とても美しい街並みが楽しめます。有名な場所ばかりを観光される方が多いと思うのですが、ぜひ、ゆっくりと滞在して、散策してみて欲しいですね。地元の人とも触れ合い、おすすめの場所を訪れてみるなど、ローカルな萩も楽しんでいただきたいです。

Q5.よく行くお店はどこですか?
-田町商店街にある「tazz」さんです。素敵な雑貨がたくさんありますし、作家さんの個展を開催している時もあり、お店を覗くのが楽しいですね。

Q6.この北浦で美味しいと思うものは何ですか?
-14年前、主人と共に東京からUターンして帰ってきたのですが、魚や海産物がおいしいですね。萩のもずくは絹糸のように柔らかくて繊細でおいしいですし、ワカメも食べる機会が増えました。そして、地元の方は、その旬のものをおいしく調理したり、保存したり方法もよくご存知なので、私も教えていただいています。

Q7.あなたが住むこの街の好きなところは何ですか?
-古い街並みが残っていて、近くに絵になる場所がたくさんあります。のんびりとしていて、おいしい食材もたくさんあります。東京にいるときは、スーパーで魚や野菜を買っていましたが、今は、知り合いの方におすそ分けいただくことも多いです。お金をかけずとも豊かに暮らせると言いますか、お金だけではない豊かさがありますね。

Q8.では、この街の問題点は何だと思いますか?
-若い人が活躍できる、活気のある街になれば良いなと思います。例えば、私は、萩が「アートの街」になったら素敵だなと思うことがあります。どこかの通りに、画家や彫刻、服飾デザイナーなど様々な若手アーティストが自由に発表できる場が数多く建ち並んだら、萩で面白いことをやっていると、観光客も訪れるのではないかと思うのです。伝統的な佇まいを残す萩だからこそ、斬新な現代アートが融合したら素敵なのではないかなと思います。

Q9.その改善策をどのようにお考えですか?
-若い人を応援する気持ちや、新しく入ってくるものを受け入れるオープンマインドが大切なのではないかと思います。面白がる心と言いますか、若い人が始める物事を見守ることによって、私たちも刺激を受けることができますし、活気のある街になっていくのではないかと思います。

Q10.この人は凄いと思う北浦に住む知人、友人を紹介してください。
-山口県で唯一、手作りの提灯を作っていらっしゃる萩市土原の大谷提灯店のご主人・大谷育男さんです。