福賀キッチン 石川 翔子さん(34歳)

2人目は今年1月に移住してこられて直ぐに、店舗を構えずイベント出店や出張などで飲食サービスを提供する福賀キッチンを始められた山口市出身の石川翔子さんです。

Q.今年1月に地域おこし協力隊として阿武町に来られた石川さんですが、阿武町に移住して来られる前はどこで何をされていたのでしょうか?
-岡山県倉敷市のゲストハウスで、住み込みをしながら働いていました。

Q.地域おこし協力隊になろうと決めたきっかけは何だったのでしょうか?
-起業の為に活動できる日があること、家賃補助がある事。地域の方と交われる仕事である事が決め手でした。
移住と起業を簡単には決めきれずにいたので、もし協力隊に採用されていなければ、移住するのはもう少し先になっていたと思います。

Q.阿武町を選ばれたきっかけや要素は何だったのでしょうか?
-空き家バンクで見つけた福賀の家が気にいったからです。実際に訪れてみて、建物がどうこうではなく、空気が綺麗で、川の音が聞こえて、鳥が鳴いていて…。ここに住みたい!と思いました。

Q.地域おこし協力隊として訪れたときから福賀キッチンのような飲食をやること決められていたのでしょうか?若しくは阿武町にきて飲食をやることを決められたのでしょうか?
-やりたいな。とは思っていましたが、協力隊を卒業する3年後を目標にと思っていました。
しかし、阿武町内にシェアキッチンがある事を知り、月に一度を目標に、名前と味を覚えてもらう事からしてみよう!と思ったのが始まりでした。

Q.「福賀キッチン」のコンセプトをお教えください。
-化学調味料や、砂糖はなるべく使わずに、素材の味を活かした味付けを大切にしています。
なぜなら、素材の香りも楽しんでもらいたいし、安心で安全な食事を、リラックスして「あー、美味しい!」「あー、幸せ!」って感じてもらいたいからです。それが私達の喜びと原動力になっています。

Q.活動を始められて10か月が経ちますが、振り返ってみていかがですか?
-早く始めてみて良かったな。と思っています。たくさんの出会いがあり、私たちでは見えなかった角度からの意見をいただけて、とても勉強になっています。
また、食材調達の大変さも見えてきて、動いてみる事の大切さを実感しています。

Q.今後の展望などがありましたらお教えください。
-まずは、店舗を構える事が目標です。でも、店舗探しは慎重にしたいので、しばらくは、イベント出店や、直接依頼があった方にお料理を作らせて頂くスタイルで活動する予定です。

Q.最後に読者の方にPRをどうぞ!
-インスタはfukuga_kitchen、Facebookでは福賀キッチンで情報発信しています。
どこかでお会い出来たら嬉しいです!よろしくお願いします^_^