~生産者と消費者をツナグ~ 第1回「はぎマルシェ」開催!担当・森夏美さんにインタビュー!

農産物の生産者と消費者の交流の場をつくり、生産者の販路拡大・所得の向上やみなさんの豊かな食生活を応援することを目的とし、萩市農林水産部農政課が「はぎマルシェ」を開催されます。
会場では、農家が販売する自慢の野菜や果物、萩産の食材を使った加工品及びイートインコーナーやクリスマスにぴったりなワークショップなどが出店されます。
この度の北浦うぇぶでは第1回「はぎマルシェ」の担当者である農政課農業振興係の森夏美さんにお話しを聞いてきました。

■この「はぎマルシェ」の開催は、農政課主導で森さんが企画されたものなのでしょうか?また開催への経緯をお教えください。
-はい。第1回は萩市主催、農政課が担当する事業となります。企画の元となったのは山口市で毎月第1日曜日に開催されているマルシェイベント「おいでマルシェ」です。市場に出回らない規格外の野菜をリーズナブルな価格で販売し、生産者から直接話が聞けることなどから話題を呼び、毎回500人ほどの来場者があります。そのマルシェの賑わいをみて、このような場所が萩にもあったらいいなと思い、企画・提案させていただきました。

■というと、これは予算が先にあったというわけではないないってことですか?
当初予算にはなかったのですが、今回の開催にあたって萩・阿武地域地産・地消推進協議会へ協力をお願いしました。そして、先々月1回開催できればと考えていますが、最初からは難しいと思いますので、2か月に1回位のペースで開催できるよう、来年度の事業化を検討しているところです。まずは第1回を試験的に行い、改善点や円滑な開催方法などを調べていくことが第1回の大きな目的となります。

■会場は萩・明倫学舎となっていますが、場所の選定はどのように決まったのでしょうか?
-最初は「おいでマルシェ」のように、遊具がある公園で開催し、子どもが遊んでる合間にお母さんたちが買い物できるようにできればと構想を練っていました。ただ、冬なので重量の重い野菜がメインとなって駐車場までの距離が長いと大変ではないかという意見があったり、公園だと飲食店の出店が気軽にできないところもあって、第1回は明倫学舎でやってみようという話になりました。

■第1回を開催するにあたって大変だったことなどはありましたか?
-やはり第1回ということもあり、私自身このようなイベントを企画・運営することの経験がなく、段取りや準備が手探り状態で、他の方からのアドバイスをいただきながら、何とか開催にたどり着けたという感じです。

■第1回を試験的に開催されるわけですが、これからの展望をどのようにお考えですか?
-今回準備期間が短いなか、ホームページや防災メールで出店を募集しましたが、まだ「はぎマルシェ」のことを知らない農業者の方もおられると思いますので、回を重ねる度に口コミで評判が広がり、できるだけ多くの農業者の方に関心を持っていただけるイベントになれればと思っています。また、立ち上げは市役所からですが、一方的に内容を決めていくのではなく出店者の方々と話し合いをする機会を作り、みんなで作り上げていきたいと思います。ゆくゆくは農業者の方が中心となって開催してもらうことも当初計画にありますので、企画運営をしていただけるみなさんを募集していきたいと考えています。

■そのためには農業者の方に魅力あるものにしなければなりませんね。となると、「おいでマルシェ」のように来場者で賑わうイベントになる必要があるかと思います。
-そうですね。地域の方に認知してもらうことが最重要課題だと思っています。そのためには、先ずは、地域住民の方が「毎月何かやってるよね。」って、感じてもらえるように定期的に開催することが大切だと思います。そして定期的に開催できるよう、出店者の方が積極的に楽しめる環境を模索していかなければと考えています。

■ありがとうございました。生産者と消費者がともに楽しめるマルシェになることを期待しています!

はぎマルシェ

開催日時 12月22日(日)9時~14時(小雨決行)
会場 萩・明倫学舎敷地内(萩市江向602)
出店者 榎谷農園、ミノルファーム、宍戸農園、のんの花園、yuQuri、内山食堂、山田フルーツファーム、奥富屋、㈱アグリード、マカロンうさぎ、PIZZA NY、阿武萩農業者クラブ、藤岡敏明さん、國本愛さん
問 萩市農政課
☎ 0838・25・4192