連載 むつみ豚と雨女 第26回

11 月末、『令和元年度エコフィードを活用した畜産物生産最優秀賞』を頂いた。むつみ豚の味や肉質が評価されるのはもちろん嬉しいのだけど、今回の受賞は小野養豚の長年の取り組みが評価されたということ。
受賞の陰にはワタクシの取り組んできた『思わず欲しくなる!むつみ豚グッズ』の制作事業が少なからず影響していると信じている。グッズを密かに楽しみにしておられる方の為にも、家事育児仕事を差し置いてでも頑張らねば。
2020 年、小野養豚の方向性が変わるかもな~。
とは言っても本コラムを書いているのは 12/8。小野養豚が一年で一番忙しい時期はこれから。来年の事を考える前にスタッフ一人減の状態でこの年末をどう乗り切るか…。
ワタクシの今年一年は、おおむねよい一年であった。
大きな病気もケガもしなかったし、コラムもクビにならんかったし。
子らはそれぞれ心配事を持ち込んではくるが、もうなるようにしかならんと思い、心配事にエネルギーを吸い尽くされないよう、華麗にスルーする技が身についてきたように思う。
42 歳、人生折り返し。気力はまだまだある。体力は明らかに衰えを見せている。サーブ(バレーボール)打てば肩が痛み、小学生のサーブすら拾えない。豚バラ 4 枚入り 20㎏の箱抱えれば腕がプルプル、背も縮んだ気がする。
しかし弾けるような若さもなく、肌も髪もボディも立派な中年にはなっているのだが、自分のやってきた事が少し認められてきた 40 代、なんと楽しいことか!そう言わないとやっていけないオバサンの強がりでもいいじゃないか。
まず、『興味ない』『行きたくない』『要らない』がはっきり言えるようになった。美容に興味がなくなったわけではないが、しょうもない見栄や、満たされない物欲から解放されたら少しは素敵オバサンに近づけるだろうか。
手始めに、年賀状辞めてみよっかな~。