連載 むつみ豚と雨女 第31回

健康に多少の不安も覚え始めたお年頃。
年に一度の健康診断、今年も無事に終了。
太っただの痩せただの、自分で改善できるところ、できないところ。ワタクシは痩せ型だが中性脂肪値が高い。これはもう体質だろうと思って気にしない。嬉しいことに背が伸びていた!一ミリほど。ついに社長の身長を超えてしもうた。
健診受けていますか?小野養豚では毎年受けておりますよ~。
体調不良でフラッフラの時なんか布団にくるまって眠ることもできずにじぃ~っとしておると思考回路も回らなくなり『健康な心身はなんてありがたいんだ』とひしひしと感じる。
健診には検尿や心電図のように肉体の負担が比較的軽いものから、胃カメラ・バリウム、マンモグラフィーなどのちょっと頑張らないといけないものがある。職場で順番に受けに行くのだが、従業員の皆さん自分の受診日が近づくと何となくナーバスに…。社員の健康を守るのも企業の義務である。
胃カメラが得意なんですよ、ワタクシ。するすると飲み込んで胃の中にカメラが何秒間入っているのか毎年数えている。ちなみに今年は48秒。
2年前から受け始めたマンモグラフィー。人生の先輩方から『あれは痛い。ハンパなく痛い。数日痛い。』とありがたい助言を頂いていたのでビビりまくって受診。なんとなく挟まれた感はあるものの、まったく痛くない。ワタクシが痛みに鈍感なのか、貧乳過ぎるからだろうか、マンモグラフィーの痛みにはかなりの個人差があるようだな。
結果として今年も異常なしなのだが、白状しよう。事前の問診票をワタクシは少々偽りを記入したのだ。『間食をしますか?』『晩酌をしますか?』2~3回/週 →㊣5~6回/週
健診で過少申告したって自分に嘘をついてるだけ。
問診票は正しく書きましょう。そして健診を受けましょう。