北浦リレーションシップ第57回  大島宏史さん

北浦リレーションシップ57人目は、篠原充さんからのご紹介で、有限会社大つち会長の大嶋宏史さん(72歳)にお話を伺いました。

k大嶋

Q1.趣味は何ですか?
-友人4人で温泉同好会をつくっており、休日を利用して、日帰りで県内外の温泉に出かけています。また、別のグループの友人とは、年に一回、温泉旅行に行きます。周辺の景観が良いところなどにも出かけ、各地の温泉を楽しんでいます。

Q2.夢は何でしょうか?
-若い頃は、生まれ育った萩を活性化させようと奮闘してきました。今は、その夢を若い人たちに託し、私は、若い人たちをバックアップすることで、萩が活性化してくれたら嬉しいですね。

Q3.幸せだなと思うときはどんなときですか?
-いろいろと外出することが多いのですが、家で一日ボーっとしていられる時や家族団らんの時間ですね。近くに住む息子や娘の家族も一緒に集まり、にぎやかに過ごす時間は幸せですね。

Q4.観光客にお奨めしたい場所はどこですか?
-市外から来られた方を案内するときは、藍場川や大照院などにお連れすることが多いです。団体の観光客は訪れない、少し落ち着いた場所が好きですね。

Q5.よく行くお店はどこですか?
-城下町近くにある喫茶店「蔵」に、コーヒーを飲みに行きます。妻が「蔵」のパンも好きなので、よく買って帰ります。

Q6.この北浦で美味しいと思うものは何ですか?
-やはり、魚介類です。最近は、気象状況の変化などから魚が少なくなっており、一抹の不安はありますが、萩の魚の良さをPRしたいと思っています。

 Q7.あなたが住むこの街の好きなところは何ですか?
-生まれ育った浜崎はもちろん、同じく伝建地区でもある堀内や平安古などを歩くと、昔ながらの家屋が残っていて、心が和みますね。

Q8.では、この街の問題点は何だと思いますか?
-昔ながらの家が残る一方で、若い人が都市部へ流出しているため、空き家が増えています。また、昔ながらの商店も少なくなり、街に活気がなくなってきています。世代が続いていかなければ活力ある街にはなりません。若い人たちが戻ってきたいと思うような街にしなければならないと思いますね。

Q9.その改善策をどのようにお考えですか?
-田舎になればなるほど、行政の考え方や行動は重要になると思います。市の職員も積極的に地域と関わり合い、住民と一緒になって知恵を出し合い、若い人が定着するような街づくりを行って欲しいです。また、観光においても、歴史ある街並みをただ見せるだけでなく、経済的にも活力があり、住む人の生活が見える街にする必要がありますし、何度でも行きたいと思える街にすることも大切です。そのためには、ソフト面の充実も図る必要があると思います。江戸、明治と歴史を引き継いできたけれど、昭和、平成の時代に萩は何を残せたのか。後世に萩の生き様を残せるような街にしていかなければならないと思います。

Q10.この人は凄いと思う北浦に住む知人、友人を紹介してください。
-萩市役所水産課の職員・椙本学さんです。以前、市の職員として道の駅萩しーまーとにも出向しており、人間性はもちろん、私が若手のホープとして期待している一人です。