ながとブルーエンジェルスが運営する複合施設“Sweet As(スイートアズ)”オープン! 担当責任者 辻﨑由希乃さんインタビュー!

読者の皆様は既にご存じのことだと思いますが、先月9月10日、長門市を拠点に活動している7人制女子ラグビーチーム“ながとブルーエンジェルス”が運営する複合施設【SWEET AS】がオープンいたしました。施設内には、カフェ、レストラン、BARの飲食エリア、子どもから大人まで楽しめるトランポリン、高さ4mと8mのボルダリング、様々なスポーツが楽しめるスポーツコートを完備し、その広さ何と3000㎡という規模のもの!
ライフスタイルの中にスポーツをプラスし自然と人が集まる場所というコンセプトの下、子ども達が施設内のトランポリン、ボルタリングやスポーツ教室を楽しんでいる間、大人はカフェやレストランで自分たちの時間を楽しんだり、大人向けのグループトレーニングレッスンに参加することもできたり、大人も子どもも国籍もジェンダーも越え、同じ空間で各々がハッピーに過ごせる施設です。
この度の北浦うぇぶでは、スイートアズの責任者であり、ながとブルーエンジェルスの辻﨑由希乃さんにお話を聞いてきました。

■先ずはオープンおめでとうございます。オープン直後で恐縮ですが、今の心境をお聞かせください。
-やっとハード面が終わって、お客様に来ていただけるところまでたどりつけたという想いと、実際稼働してみて課題が色々と見えてきて、まだまだ改善していかなければならないことが多いと痛感しているところです。

■スイートアズを開業するにあたっての経緯をお聞かせください。
-ことの発端は、ながとブルーエンジェルスのメインスポンサーであるヤマネ鉄工建設の社長がニュージーランドのラグビークラブチームに視察へ行かれたとき、ラグビー場に併設されているはクラブハウスだけでなく、スポーツコート、バー、レストランとあり、ラグビーの観戦を目的に訪れても、試合観戦だけでなく、一日中過ごせる。スポーツを中心にコミュニティを形成する文化・娯楽として楽しめる文化があることに感銘を受けられ、ここ長門にもそのような場所を作りたいと思ったことが始まりです。ヤマネ鉄工建設株式会社の旧工場をリノベーションし、ここ長門から日本にはあまり知られていないスポーツを中心にコミュニティを形成する文化を広めたいと思いSWEETASの建設を始めました。

■準備期間に大変だったことはありますか?
-規模が大きい施設であることの大変さを感じました。一つは携わる人の思いや願望が様々あり、この3000㎡以上ある施設に詰め込みたい、叶えたいという想いと現実とのギャップが多く生じました。特に法律関係で、クリアできるものとできないものがありました。小規模だったら大丈夫なものでも大規模施設になると特別な許可が必要だったり、これを作るとあれが作れなかったりと、様々なアイデアを組み込み、実現できる構想が決定するまでは、まるで難題のパズルを組み合わせる過程がありました。

■現段階の手応え、また課題などがありましたらお教えください。
-実際にオープンしてみると、たくさんのご家族がお越しくださいました。その風景を見たとき、創りたいものが現実のものになったなと感じました。ただ、オープン当初は新型コロナのこともあり、入場を予約制にして制限をかけていたので、メディアにもあまり扱ってもらわないようにしていました。そのため、現状では知名度が低いことが大きな課題となっています。今後は、コロナ禍であっても安心して、ご利用いただけける施設にし、CMも打って、メディアにも取り上げてもらい扱ってもらい、知名度を上げていきたいと思います。

■今後の展望をお教えください。
-親子や友人とで一緒にスポーツする。子どもたちがスポーツ教室で体を動かしているときに、親御さんはカフェでゆっくり自分の時間を過ごす、会議室で会議をして、そのままレストランで懇親会をする…等々、スイートアズは、お客さま一人ひとりが、それぞれの楽しみ方でご利用していただける施設であることを、先ずは広く知ってもらえればなと思います。「スイートアズはこんなことをする場所」ではなく、「私はスイートアズでこんな楽しみ方をしている」がいっぱい生まれれば、コンセプトである「スポーツを中心としたコミュニティにより、人々が自然と集まれる場所」となり自ずと活気ある施設になるのではと考えています。

■ありがとうございました。

SWEET AS(スイートアズ)
〒759-4106 山口県長門市仙崎313-1
☎ 0837-27-0228

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定休日 木曜日
営業時間 月・火・水・金:10時~24時(22時以降BARのみ営業)/土・日・祝日:8時~24時(22時以降BARのみ営業)