地方ラジオのホニャララ(仮) 第3回

ふと気付けば締切前夜。以前、この誌面の人気コラム【むつみ豚と雨女】の執筆者である小野さんが出演してくださった際、「結局いつも締切の前夜になってしまうんですよ」とおっしゃってた言葉を噛み締めながら書いています。ヒロックです。
さて、北浦のラジオ事情を赤裸々に語ろうと始まったこのコラム、前回はFM AQUAのナオミンさんが担当で、彼女のお人柄がにじみ出る素敵な内容でしたが、中でも「ラジオを聴いてくれてる人はいるのかな?とネガティブが発動することがある」というくだり、「わかるっ!わかるよ~!」と、うんうん頷きながら拝見しました。
ここで質問!あなたは最近いつラジオ聴きました?どこで聴きました?え?今ナナコ聴きながらコレ読んでるよ~ですって?きゃ~、うれしい!だ・い・す・き♡(はっ!いつもの妄想癖が・・・)
時を戻そう。最近じゃClubhouseなんてのも流行し出したりして、音声メディアの選択肢が無数にある時代。そんな状況下でも変わらず耳にするのは、災害の時はラジオが役立つ、という話。実際、総務省が東日本大震災後に行ったアンケートでは、「震災当初は即時性の高いラジオが他のメディアに比べて評価が高かった」とのこと。「混乱する中、いつも聞いていたパーソナリティの声を聞いてホッとしました」という声も聞いたことがあるな。あぁ、私もそんな存在になりたい。万一の時にラジオを役立てていただくためには、地域の放送局として普段からもっと身近に感じてもらえるようにがんばらねば!そう思う日々です。(災害が起きないのが一番だけれど・・・)
今年は東日本大震災から10年の節目。FMナナコでは、地域防災マネージャーの福井俊寛さんと防災士の工藤美佐さんがそれぞれ月1回ご出演。福井さんは「自分の血はラーメンで出来ている」と自らおっしゃるほどのラーメン好き。工藤さんは看護師でもあり子育ての先輩でもいらっしゃる。防災の話だけではなく、時には楽しく脱線しながら、ためになる時間をお届けしております。あなたもぜひご一緒に!77.5MHzでお待ちしています♪