連載 OPあつしの徒然コラム 第73回

こんにちは。小学校5年の頃に始めて、大学卒業後出身スポ少での指導を含めて25年くらい柔道をしていたアツシです。酸いも甘いも知っているんです。
今日、ワタクシにとって衝撃のニュースが入りました。それは平成の三四郎、古賀稔彦さんの訃報です。ちょうど、金メダルを取ったバルセロナオリンピックは高校3年の年でした。階級は違えども、その豪快な柔道は多くの人を惹きつけていたんじゃないでしょうか。ワタクシもその一人。当時、あの、引っこ抜くような一本背負いをよくマネをした事を思い出します。結果として、出来なかったんですがね。あれは、相当な足腰の強さと体幹の強さ無くして出来ない技でした。突き上げられた相手は背中の上でジタバタともがくんですが、足腰、体感はビクともしていないんです。背中で相手をコントロールしているというか。YouTubeなどで見てみてください。
また、柔道部物語という柔道漫画を書かれていた小林まこと先生は古賀選手の一本背負いをモデルに作画したというのは有名な話です。で、もともと、1年くらいで終了する予定だった柔道部物語を読んでいた古賀選手が小林先生に「読んでいます。柔道のためにも、これからも頑張ってください」と手紙を書いたとのこと。それを読んだ小林先生はあの大作の柔道漫画を書き上げたそうです。読んだことがない人は是非読んでください。
しかしながら、53歳でのご逝去はあまりにも早く、古賀塾での活動や御子息の活躍する姿など、心残りもあったと思われますが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ちょっとだけ柔道通な部分が出ちゃったアツシでした。
そんじゃ、今日も一日、ご安全に!!