NEW OPEN !茶寮 花南理(はななり)の庭

今年4月25日、萩市江向に茶寮 花南理の庭が新しくオープンしました。
明治末期~大正にかけて建てられた築およそ100年の古民家カフェです。店主の馬屋原務本(まやはら かねもと)さんの祖先は、毛利輝元公の家臣であり、馬屋原家は高杉晋作出身の高杉家と同じ大組でした。この建物自体は、務本さんの曽祖父が軍を退職したときに建てられたとのことですが、立派な日本庭園に加え、蔵には馬屋原家代々伝わる古美術品が何点も収蔵されており、春は花鳥画、夏は人物画、秋は山水画、新春はプレミアムといった季節に合わせて展示されます。その中でも一度は目にしておきたいのは、お宝鑑定団で放送された松林桂月の「春宵花影」。こちらは随時展示される予定とのこと。また現在は人物画を中心に展示されている中では、狩野伊俊の人物画や民間では数点ほどしか残っていない毛利元就御座備図など、博物館レベルの価値の高い古美術品を鑑賞することができます。
そして、花南理の庭では今月18日(火)~8月31日(木)の間、納涼企画といたしまして自慢の日本庭園をライトアップし21時まで営業され、お食事を提供されるとのこと(要予約)。お食事は萩御膳をアウトソーシングし、お酒と共にお楽しみいただけます。
城下町・萩で日本庭園と古美術を楽しみながら寛げるお店…。今後、観光地として注目を浴びることが期待されます。観光客で賑う前に、こっそりお運びになられるのも一興かもです!

茶寮 花南理の庭
萩市江向333番地
ご予約・お問合せ 090-5704-2406
定休日 月曜日
営業 通常 10時~16時30分/金・土は夜営業有り18時30分~20時30分(7月18日~8月31日の間は21時まで)
※夏季、納涼企画として火・水・木・日も(3名以上の)予約のみ夜営業いたします。
※予約は当日17時まで可

メニュー
通常 コーヒー、夏みかんジュース(スイーツとのセットあり)、抹茶
夜のみ 食事(お酒込み)※ご予算に応じます。