物語や漫画には最終回があるから面白いのだ。ワタクシが小学生だったころジャンプで連載中のハイスクール奇面組は最終回でまさかのヒロイン唯の見ていた夢だったという衝撃の夢落ち。同じくジャンプ連載のスラムダンクの最終回は「第一部完」となっており、いまだに二部を待っている。ハンターハンターは休載を繰り返しながらも連載27年。一度、集英社に何度も休載して読者をなめてんのかとかなりオブラートに包みメールしたことがある。近年の秀逸は鬼滅の刃か。だらだらと続編を出さず23巻でスパッと終わったところがとても良い。別な意味での衝撃の最終回と言えば別冊マーガレット連載のいたずらなKiss。物語が佳境に入ったところで作者多田かおるさんの急逝で未完に終わる。
さて2018年11月ゆる~くスタートした当コラム、気づけば7年、100号を迎えた。7年たてば子らは大きくなり41歳のおばさんも48歳に。お母さん、もう何も心配はいらないよ、自分の人生を楽しんでね、なんて状況には全くならない。悩み事は形を変えて次から次へとこの身に降り注ぐのだ。冒頭で漫画の最終回の話なんかしたからもうお気づきですわね。コラム『むつみ豚と雨女』は今回で最終回。読者の皆様、7年間というコラムの旅路をむつみ豚とワタクシと一緒に歩んでくれてありがとう。毎回、脳みそをひねりながら言葉を紡ぐ中で皆さんの反応や支え、文章を書きたいという私の想いが原動力だったよ。読者の皆様のコメントやリアクションがどんな栄養ドリンクよりも元気にしてくれた。続編は小野家の中で日々繰り広げられることでしょう。どうしても続編が気になる方はハローワークを通して小野養豚に求人応募ください。
それでは皆様、麗しきご縁に感謝しつつ、ごきげんよう。
小野綾乃
