道の駅阿武町に隣接する「ABU CAMPFIELD」。そのビジターセンター内にある「SUNbashi CAFE」で、地元が誇る希少な赤身肉「無角和牛」を使用した新メニュー「無角和牛のホットドッグ(サルシッチャドッグ)」が開発され、提供が始まっています。
同カフェは2021年3月のオープン以来、ドリンクを主としてフードはチーズケーキなどの軽食を中心に営業してきましたが、地元の特産品である無角和牛を使った本格的なフードメニューの拡充が長年の課題となっていました。開発を手掛けたのは、イタリアでの料理修行経験を持ち、東京・赤坂にある暖炉で焼き上げたブランド牛などのビステッカと呼ばれるフィレンツェスタイルの薪火焼きコースを提供する元「ヴァッカロッサ」のシェフ渡邉雅之さんです。
新メニュー誕生の前段階として、5月には10日間限定で「無角和牛ハンバーガー」のイベント販売を行い、大変好評を博しました。今回のホットドッグはその第2弾。「よりシンプルに、かつ無角和牛の魅力をダイレクトに伝えられる方法はないか」と模索した結果、たどり着いたのがイタリアの生ソーセージ「サルシッチャ」でした。
開発にあたり渡邉さんが最も大切にしたテーマは、「噛む」ことの楽しさです。「和牛といえば『とろけるような柔らかさ』がイメージされがちですが、無角和牛はサシが入りにくく、赤身本来の味わいが濃いのが特徴。しっかりと『噛む』ことで旨味が出てくる牛なんです」と渡邉さんは語ります。
新たに完成したホットドッグは、無角和牛を腸詰めにした極太のサルシッチャを使用。スパイスはコショウやニンニクなど4種類と最小限に抑え、余計なものを加えず肉本来の風味を邪魔しないよう工夫されています。一口かぶりつけば、弾力のある食感と共に、噛めば噛むほど広がる濃厚な肉の旨味を堪能できます。「牛肉100%のソーセージは珍しいですが、赤身の力強い味わいを持つ無角和牛だからこそ実現しました。あえて『食べごたえ』や『噛み心地』を残し、無角和牛の個性を一番に感じてもらえるバランスに仕上げています」と渡邉さん。
注文が入ってから焼き上げるため、表面は香ばしく中はジューシー。イタリア仕込みの技術と、阿武町の大地が育んだ希少和牛が出会った、ここでしか味わえないホットドッグ。阿武町を訪れた際にはぜひ豪快にかぶりつきたい新名物です。
SUNbashi CAFE
阿武郡阿武町奈古2248−1
TEL 08388-2-3840
店休日 火・水
営業時間 10時~17時
