北浦うぇぶ元旦号恒例!年男・年女インタビュー

明けましておめでとうございます!

今年も、北浦うぇぶを、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、いよいよ、2016年の幕開けです!今年も、毎年恒例の年男・年女の方々にインタビューしてきました!
皆様にとって、今年が素晴らしい1年となりますように・・・

草野さん
一九五六年生まれ
草野 隆司さん 萩市役所大井支所・所長/樹木医

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-振り返ってみると、今ある人生に影響を与えたものは大きく2つあります。一つは、平成9年に樹木医の資格を取得し、以後、仕事でもプライベートでも、木や植物を通して、自然の中で住まわせてもらっていることを強烈に感じさせてもらっています。
そして、もう一つは、平成17年9月9日救急の日に、突発性食道破裂という怖い病気が運転中に襲い掛かってきたことです。手術を受け、今も生きているのですが、医師からは、複雑な迷路を迷うことなく一発で潜り抜けるくらいの確率で死を免れたと言われました。また、闘病中、家に「守った木が必ず助けてくれる。」という旨の電話が匿名であったという話を聞いて、言葉を発しない植物・木を後ろに従えて人に伝えていくために2度目の命を授かったのだと考えるようになり、その使命を人生の定年を迎えるまで続けていく覚悟をさせてもらったことが、これまでの人生と言えるでしょう。

■年男を迎える本年をどのように過ごしたいですか?
-行政マンとして最後の1年となりますので、先ずは、きっちり粛々と仕事をしていきます。そして、昨年より勤務地が地元大井となり、少子高齢化という地域の問題をより身近に感じておりますので、定年後、行政マンとしてではなく、一地域の人間として、この問題にどう関わっていくか、どうやってこの地域を支えていくかを考える必要があり、その準備をしていく1年にしていこうと思います。あと、プライベートでは2人目の孫が今年生まれますので、孫の成長していく姿を見ていければなと思います。

■今後の人生をどう生きていきたいとお思いでしょうか?
-植物にしても樹木にしても、価値を知らないから、軽視し伐採されるものが多くあります。世界遺産やジオパークに見られるように、地域で、今まで埋もれて見向きもされなかったところが、何かをきっかけに、注目を浴び、その価値に気づき、重要視されるようになりました。木や植物も同じで、財産であることを地域の人に気づいてもらい、大切にしてもらう。そのように導いていくことを今後も続けて、深めていきたいと思います。また写真、スケッチ、音楽といった何もないところから作っていくことの楽しみを今まで人生で覚えてしまったので、これも更に深めていきたいなと思います。

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一九六八年生まれ
岸田 繁樹さん ㈲きしだブティック リタマーレ 代表取締役

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-30代までは、健康を害することもなければ、ストレスを感じることもなく、仕事はもちろん、青年会議所活動など、元気に忙しい日々を過ごしていました。
40代になり、それまでの無理が祟ってか、ストレスを感じるようになってか、緑内障に罹り、大きなショックを受けました。その後、良性でしたが人間ドックで腫瘍が見つかり、摘出手術を受けたということもあり、それまで感じることのなかった健康への不安を感じ、元気であってこそのものと気づかせてもらいました。

■年男を迎える本年をどのように過ごしたいですか?
-年男を迎えて今思うことは、“日々健康第一”これしかないです。体を壊してしまうと、商売もできないし、家族にも迷惑をかけるので、健康に注意しながら、一日一日を大切にしたいと思います。

■今後の人生をどう生きていきたいとお思いでしょうか?
-生きている間に、これはやっておきたい、こんな人生を送りたいという自分の事は考えなくなりました。嫁や子どもが無事に過ごせる一日一日を送ることができればと思います。欲を言えば、自分が元気なうちに、娘が良い人と出会い、結婚してくれればなと・・・。上の子が昨年成人したばかりなので、気が早いとは思いますが、自分が死ぬ間際になっても、まだ結婚してないというのはあってほしくないです。そういうところで、娘の花嫁姿を見ることが、これからの人生の目標かもしれません。

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今福さん
一九八〇年生まれ
今福 啓喜さん ㈲一乗建設・代表取締役社長/NPO法人健康住宅普及協会・理事/萩商工会議所青年部/萩・維新夢街道盛り上げ隊

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-土方、左官、大工と家を建てることに関係するものを勉強し、建築士の資格を取り、色々と経験を積むことができました。そのような環境にあったこと、その環境を支えてくれている周りの人がいてくれること、また、健康住宅普及協会、商工会議所青年部、萩・維新夢街道盛り上げ隊など、様々な団体で受け入れてくださる方がいて、活動し、学ぶことができているなど、感謝することが多い人生だと思います。
プレイベートでは、音楽と旅をすることが好きで、行きたいところに行き、やりたいことができ、充実した日々を送っています。

■年男を迎える本年をどのように過ごしたいですか?
-これまで勉強してきたこと、経験してきたことを活かすことができればなと思います。その形の一つとして、最新のシステムを取り入れ、今現在、自分が最高に良いと思う自宅兼モデルハウスを4月に完成させる予定です。是非、多くの方に見学に来てもらい健康住宅の良さを感じてもらえたらと思います。
プライベートでは、やりたいと思うことに果敢にチャレンジし、貪欲に色々なところに行きたいと思います。

■今後の人生をどう生きていきたいとお思いでしょうか?
-昨年行ったインドでは『裁くのではなく、受け入れる』ことを学びました。今後も色々なところに行って、学び続けたいと思います。また、尊敬している方から頂いた言葉、「長生きをする(長く息をする)」、「感謝先取り(全てに先ず感謝)」を座右の銘に、人生の旅を最高のものにしたいです。仕事でもプライベートでも、自分が素晴らしいと思うこと、楽しいと思うことを学び追求し、さらに発信していくその先に、関係する人が喜び楽しんで笑顔になってくれれば嬉しいです。そして、その関係をどんどん広げることができれば最高だと思います。

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一九九二年生まれ
石川 優仁(ユウト)さん 萩市消防本部

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-小学3年生から高校を卒業するまで、サッカー中心の生活を送っていました。その中で、たくさんの人と出会って、色々なことを経験し、多くの学びがありました。特に、チームワークの大切さを学べたことが良かったと思っています。一人ではどうにもならないことでも、皆で助け合えば成し遂げることができる。その経験が消防の仕事にも活かされていると思います。

■年男を迎える本年をどのように過ごしたいですか?
-仕事面では、人との繋がりを大切にし、感謝の気持ちを忘れず、そして、感謝の言葉をいただける仕事をしていきたいと思います。また、プライベートでは、自分にない考えを持っている人との出会いをもっと求めていきたいと思います。色々な人とコミュニケーションを取り、刺激を受け、人として成長していきたいです。

■今後の人生をどう生きていきたいとお思いでしょうか?
-先ず、公私共に充実した人生を送りたいと思います。そのために、何事にも積極的に取り組もうと思います。
今までの出会いや経験したことを活かし、消防人として、市民の生命・身体・財産を守るという使命を全うしていきたいです。