道の駅フェスタ担当者 佐村 秀典さん(55歳) 阿武町まちづくり推進課 主幹

ABUスイムラン担当者 宮﨑さんに続いて道の駅フェスタ担当者に続いて道の駅フェスタ担当者 阿武町まちづくり推進課 主幹の佐村秀典さんです。

■道の駅フェスタ開催への経緯をお教えください
‐昨年開催されたABUスイムランでは県内外から多くの選手と応援者が来られたことに、阿武町としても驚きました。そのようなイベントであれば、是非阿武町を知っていただきたい。阿武町には町外・県外に誇れるものがいっぱいありまして、その一つが道の駅です。現在、全国で1154の道の駅があります。道の駅の定義としては、ドライバーが休憩できる施設であること。地域の情報発信がなされていること。そして地域連携がなされていることとあります。それらを道の駅制度が制定される前の全国12か所で行われた実験段階から兼ね備えていたのが道の駅・阿武町であり、道の駅発祥の地であること。そして、制定後20年経ち平成26年に大規模リニューアルし、全国屈指の道の駅となったことを県内外の方に知ってもらえる機会となるのではないかと同時開催を計画しました。

■開催当日どのような催しがあるのでしょうか?
‐ステージ、テナント、体験の3つの柱でイベントを構成しています。先ず、ステージの方ではABUスイムラン開会、閉会のセレモニーが行われます。こちらでは地元保育園児によるお遊戯、地元フラダンサーの演武により選手の皆さんを歓迎し、競技がスタートする10時10分からは萩高吹奏楽部が競技制限時間の12時30分まで、高校野球で使われる応援メドレーを演奏されます。その後12時30分から14時までの間は阿武町出身のsatomiとmorimotoの男女ユニット「satomin de M」と益田市出身のシンガーソングライター・河村耕二さんがオリジナル曲や歌謡曲のカバーを披露されます。更に、閉会式では、山口県民大好きな餅まきとお楽しみ抽選会を用意しています。餅まきは2俵分8000個の餅、抽選会では阿武町の特産品をはじめとする各種商品を大盤振る舞いします。
大盤振る舞いといえば、テナントの方で、阿武町の特産品である福賀スイカの試食、無角和牛の試食があります。福賀スイカは例年より収穫が早く、道の駅フェスタ開催に間に合いました。そして無角和牛の試食はサイコロステーキで提供します。道の駅内の販売所では焼き肉用のスライスでしか販売したことのない阿武町の無角和牛ですが、昨今ステーキブームということもあり、日本の4大和牛の中でアンガス種を配合している阿武町の無角和牛が密かに注目を浴びるようになっています。県内外の方が多く訪れるABUスイムランを機に販売所の方でも初めてブロック肉の販売もします。是非試食で味わっていただき購入してもらいたいですね。その他、テナントブースの方では、阿武町に関わりのある方の出店の他、萩市からはツムグお台所さん、長門市からはトゥクトゥクカフェさんが移動販売カーで来られます。
最後に体験ですが、海に関連したものをと考え、シーカヤック体験、SUP(スタンドアップパドル)体験、巡視艇はぎなみ搭乗体験があります。これらは全て事前予約制となっています。

■何とも盛りだくさんですね。最後に読者の方に伝えたいことがありましたらどうぞ。
‐注意点を2点ほど。ABUスイムラン競技会場は道の駅阿武町の裏側になります。道の駅施設中央にある幸せのモニュメントに通じる鹿島ストリートにテナントを並べ、その向こう側にスイムラン会場が臨めるようになっていますので、是非導線に沿って両イベントを楽しんでいただければと思います。それと、駐車場が直ぐ満車になることが予想されます。臨時駐車場を港側に設けますので、迷惑駐車などされないようお願いいたします。

■ありがとうございました。

道の駅フェスタ
問 阿武町まちづくり推進課
☎ 08388・2・3111