1984年生まれ 満36歳 大峠直美さん(FM AQUA パーソナリティ)

Q.今までの人生を振り返ってみていかがでしょうか?
-学生時代からエンターテインメントなことが好きで、中学卒業後は、音楽や舞台を学べる学校に進学しました。そこで舞台に立つ喜びは感じていたのですが、演出のほうに興味がわき、自分が表に出るより誰かを輝かせるほうに達成感を感じるようになっていました。
地元に帰ってきてからはエンターテインメントの世界から離れていたのですが、転機となったのはFM775(エフエム萩)の番組”洋楽倶楽部”でアシスタントをするようになったこと。それがきっかけで「司会をしてくれないか」とお声がけいただき、司会をしてみたら「私司会って向いてるかも!」って感じたんです。最初は台本を読むだけで精一杯でしたが、司会の役割は相手を輝かせることだと気付いて、今までの経験と性格に合っているなと、司会の仕事ができればなと思いはじめていたら、「FM AQUAで働いてみないか?」とお誘いいただき、今に至ります。地方の放送局ってパーソナリティだけじゃなくミキサーや裏方の仕事もするのですが、学生時代に学んだことが凄く活きてるなと感じますし、演出の仕事にも近い部分があって、この職に就くことができたご縁に感謝しています。

Q.年女を迎えるこの1年をどう過ごしたいとお思いですか?
-先月FM AQUAの放送局が移転しました。今までは「こんなところにあったんだ!」と言われるくらい、あまり気付かれない場所に放送局を構えていましたが、この度、フジ長門店の1階に移転し、ガラス越しに中も見え、買い物に来られる方にも気付いてもらえる放送局となりました。
近年、全国的にラジオを聴く人が少なくなっています。少しでも多くの方に聴いてもらうため、自分でも色々と考えますが、それが独りよがりになっていないかと悩むときもあります。この度の移転により、地域の皆様に、より身近なローカルラジオ局になったので、年女である今年は、地域の方から直に色々な声を頂きながら、その声を番組に反映していき、番組を聴いてくれる人を増やしていきたいなと考えています。

Q.今後の人生をどのように歩んでいきたいとお考えですか?
-昔から「こうありたい!」というのは一貫していまして、将来は笑顔の素敵な可愛いお婆ちゃんになりたいなと思い続けています。性格とか人生とかは顔に出てくるじゃないですか?心も体も健康に、充実した日々を積み重ねていけば自ずとそうなっていくのではないかなと。お亡くなりになられましたが八千草薫さんみたいな、品のある可愛らしくて着物が似合うおばあちゃんになりたいです。
それと、数年前から姉と一緒に「ななしの猫団」という任意団体を立ち上げ、猫の殺処分を減らすことを目的とした活動をしています。活動を始めたころからすれば、多くのボランティア団体さんの努力もあって殺処分は減っていますが、保健所に収容される数は減っていません。直ぐには難しいかもしれませんが、収容数を減らすため今後は保護猫シェルターなども作っていきたいですし、殺処分ゼロという未来に向かって今後も活動していきたいと思います。