連載 むつみ豚と雨女vol.39

ただでさえカサカサのオバサンの手。コロナ対策による度重なるアルコール消毒でますますカサカサ。愛車で配達という名のドライブ中、カサカサの手から股間あたりに滑り落ちるコンビニのカップのコーヒー。殿方だったら熱さに加えてどんな衝撃があるのだろうか?お尻の下にコーヒーの水たまりを敷いてしょんぼり帰路につく。

車も運転も好きなほう。ワタクシの愛車は山口県のガードレール色(ということにしているが、本当はダイエーホークスの色)。シートは革張り。いかにもお肉屋さんな語呂合わせのナンバープレート。仕事中にさぼってマックでコーヒーでも飲んでたら目撃証言が社長に寄せられるので、萩市内をうろつくときには自衛のため会社の軽自動車にしている。

40歳まで自分で車を選んだことも、住みたい家に住んだこともなかった。やっと乗りたい車を見つけ、好きなだけオプションを付け、好きなナンバープレートにし、なのにあまり乗ってないというもどかしさ。

40歳で建てた家は外観も内装もやたらと黒っぽい。間接照明で怪しげなリビング。これが20代の若夫婦の頃なら白くて明るいかわいいおうちになっていたかもしれないが、40歳すぎたら顔の細かいシワとかシミとか見えんでもええの。

今回の写真は我が家のダイニングキッチンですよ。『焼き鳥の出てくる居酒屋のカウンター』をイメージして作ったはずが、どういうわけだか『ママさんが年齢不詳のスナックのカウンター』になってしまった。うーむ、ダイニングテーブルを赤にしたのが原因か?しかし、これはこれでお通しにチョコでも出てきそうな、思わずボトルキープしたくなるようななんとも居心地の良いダイニングキッチンなのだ。問題は、70歳になってもカウンターチェアに座ることができるかどうか…。

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