連載 むつみ豚と雨女vol.53

8月某日、TV局の取材を受けた。小野養豚の取り組む『循環型農業』の取材である。アナウンサーさん自ら企画・取材をするのだが、アナウンサーH氏の声にうっとり。

取材のメインは社長なんでワタクシは割と気楽に構えていたところ、インタビューをとのこと。農場帰りのシャワー後でノーメイクだがノープロブレム。化粧せずともどこにでも行く。ただし、日焼け止めは必須。ばっちりメイクしたところで見てくれるのは豚か社長なもんでますます手抜きに拍車がかかりますな。

どこにも行けない暑すぎて雨の多い2021年の夏休み。TV取材とアナウンサーH氏との出会いは良き思い出。見て見ぬふりしてきた子の宿題はママより厳しい中2長女が小4三男と小1四男の宿題を見てくれて感謝感謝。厳しい長女の指導の下に書かれた小1四男の読書感想文、とても小1が書いたとは思えない…。あまりにもぐうたらでついに姉に見放された小4三男は泣いたりいじけたりしながらなんとか宿題をこなす。

小中学生のお子様をお持ちの方、毎年工作や自由研究はどうしていますか?思えば長男が入学してからずっと親子でやってきたが、5人も子がおればもうネタ切れ。そこでワタクシは数年前から過去に作った作品や研究をリメイクするという手法を取っている。パクリではないですよ、リメイクです。手を抜かなくちゃやってられんですよ、毎年毎年。ただワタクシの脳みそは毎年きれいにリセットされているので思い出すのも一苦労なのだが。

そんなわけで今年の小1四男工作は『ビー玉ころころ迷路』ワタクシの中では作るのは次男、長女に続き3回目なのだがその頃在籍されていた先生はもうおられませんので、さも初めて作りましたふうに提出するのだ。コツは作りこみ過ぎないこと。