2021春 卒業生インタビュー!

3月上旬には北浦各地で高校の卒業式が行われました。ご卒業された皆さまおめでとうございます!共に学び遊んだ仲間との別れを惜しみつつ、新たな出会いにワクワクする時期かと思います。この度の北浦うぇぶでは、この度、高校を卒業された北浦の若者3名に今の心境をインタビューしてきました。質問事項は以下の6項目です。

Q1.高校3年間で一番思い出深い出来事は何だったでしょうか?
Q2.高校3年間でやっておけば良かったなと思うことはありますか?
Q3.後輩に一つアドバイスするとしたら何でしょうか?
Q4.就職(進学)を目前にして不安なことは何でしょうか?
Q5.就職(進学)して、どのようなことをやってみたいとお考えですか?
Q6.高校3年間を振り返って感謝の気持ちを伝えるとしたら、その相手はどなたで、どのようなことに対してでしょうか?

萩商工高等学校卒業
本島 諄二さん

 

①部活動です。厳しい練習や自主練習を行ってもなかなか上達せず試合に出場させてもらえなかったことが原因で部活動を辞めることを検討したときもありましたが、チームメイトの方々が支えてくれたおかげで部活動を辞めることなく最後までやりきる事が出来たということが一番思い出深い出来事です。

②もう少し読書をすればよかったなと思いました。
僕は長文を読むことが嫌いということを理由に読書から逃げてきたので、これからは読書を積極的に行い、今後社会に出て働いていく上で必要とされる文章力 語彙力を身につけていきたいです。

③萩商工高校は高校3年間の成績を平均化して推薦の優先順位を決めていくので、高校3年間の時の成績が良くても高校一年の成績が悪かったら推薦の優先順位が下がります。なので高校一年の時からなるべく高い評定を取って今後の自分に負担をかけないように計画的に学習することをおススメします。

④この度、市内にサテライトオフィスを構えるIT企業に就職することが決まり、商工から数名採用されているのですが、僕だけ工業科出身なのでパソコンを使用する上での技術や知識に差があるということが不安です。この差を埋めるために現在タイピングの練習や資格の学習を少しずつ行っています。

⑤システムエンジニア プログラマとしてシステムの設計をしたり大規模なプロジェクトに携わってみたりしたいです。

⑥両親です。部活動面や学習面などで困ったことがあった時は声をかけて支えて下さいました。日常では恥ずかしく感謝の気持ちを伝えることができなかったのでこの場を通して感謝の気持ちを伝えたいです。

萩高等学校卒業
奥富 可奈さん

①韓国への慶尚南道の派遣事業に参加したことです。この事業を通して、現地を訪れ、地元の高校生達と実際に交流できたことで韓国の文化について詳しく知ることが出来ました。地元の高校生とは一緒に昼食をとったり、近くの市場を散策したりするときには、自分は韓国語ではなく英語でのコミュニケーションで難しい面もありましたが、普段こんなに海外の人と関わる機会が無いため、自分の人生においてとてもいい経験ができたと思います。

②ボランティア活動です。自分自身なかなか積極的になれず、少しだけしか参加することは出来ませんでした。そして、今ではもっと多くのボランティアに参加し、様々な経験を積んでおきたかったという後悔が残っています。

③どんなことにも積極的に参加することです。自分自身も高校生活を振り返って、あの時やっておけば良かったなと後悔していることは沢山あります。しかし、後悔したところで結果は変えられないので、迷ったら積極的にやってみるべきだど思います。また、そこでの経験が今後の自分の進路選択に関わってくるかもしれません。ですので、どんな事でも損は無いと思うので、何でも積極的にやってみて下さい。

④一人暮らしです。生活面で今まで家族に頼りきっていた部分もあり、そういった部分を1人でこなしていかなければならないため、不安な気持ちがあります。

⑤ボランティア活動とサークル活動に積極的に参加したいと思っています。高校時代を振り返って、もっと積極的に様々なことにチャレンジしておけば良かったなという後悔があります。そのため、大学に入ったらどんなに機会でも積極的に参加したいと思っています。また将来、就職して働いていく上で、今よりも人との関わりがより大切になってきます。ですので、活動の中、人との関わりを通して、コミュニケーション力を養っていきたいと思っています。

⑥1番は両親に感謝をしたいと思います。受験期にはストレスから両親に冷たくなり、また、きつくあたってしまい、沢山迷惑をかけました。しかしそんな中でも、夜遅くに図書館や塾への送迎など、また、仕事の調整をしてどんなに大学が遠くても受験には必ず連れて行ってくれ、とても感謝の気持ちでいっぱいです。大学では、自分の進路実現のため勉学にいっそう励み、就職して両親に恩返しができるよう頑張りたいと思います。

大津緑陽高等学校卒業
吉津 正晟さん

①1番の思い出はラグビーで花園に出場した事です。一昨年、同じ対戦相手の県予選では、終わり5分に逆転トライを挙げられ涙を流しましたが、冷静になって考えると花園にかける想いが相手チームの方が強かったとチームで反省し、チーム内の一人一人が弱さを素直に認め、その時の悔しさを共有して日々猛練習をする事で、チーム一丸となり花園出場を勝ち取れた事が1番な思い出です。

②ラグビーで靭帯を切ったり怪我をする事が多かったので、もっとストレッチや柔軟などを行い、体のケアをしっかりするべきでした。また、コロナによって全国大会や体育祭などの様々な行事が無くなったり、やりたかった事が出来なかったので、やりたい事は先にやっておくべきだったと感じています。

③一年生の頃から明確な夢を持ち、行きたい大学や仕事を見つけておく。そうする事で、目標に向かって勉強や部活を頑張れるし、夢に向かって努力を続けれるので、時間を無駄にする事なく3年間を過ごす事ができると思います。

④4月から友達もいない所に1人で行き、親の支えもない生活が、全く知らない東京という地でいきなりできるのかがとても心配です。また東京はコロナがとても流行しているので感染しないように生活できるかとても心配です。

⑤大学進学後、高校の時と同様に勉強と部活の文武両道を実践していきたいです。他にもインターシップにチャレンジしたいと考えています。そこで、私は海外の異なる価値観に触れる事で多様性を身につけたいです。また、外国での生活を通して英語力の向上、そして、将来必要となるコミュニケーション力を身につけたいです。

⑥3年間花園一勝を目標に共に努力してきたラグビー部の仲間です。決勝で負け悔しい思いをした時、プレイが上手くいかず苦しんでいた時、花園出場が決まり喜んだ時、休日遊びに行って楽しんだ時、どんな時も常に僕の隣に居てくれたのはラグビー部の仲間でした。
泣く時は一緒で笑い合う時も一緒。そんな仲間に出会えて幸せです。感謝しかないです。