連載 むつみ豚と雨女vol.56

11月23日勤労感謝の日。例年ならむつみ縦走駅伝が開催されるのだがコロナの影響で中止が2年続いている。スポーツイベントにかかわらず、地域のお祭りや学校行事も中止や縮小が相次いでおり寂しい限りだが、ワタクシが危惧しているのは数年中止が続くと運営ノウハウが失われていくのではないだろうかということ。

総合型地域スポーツクラブをご存じですか?1995年より文科省が実施する様々なスポーツに触れる機会を提供する施策である。萩市においては至誠館とむつみスポーツ振興会が登録されている。

そんなわけでスポーツ大好きむつみ(旧)村民は駅伝に変わるイベント『むつみ走ろうリレー大会』を昨年から実施中。1チーム5人で約500mのコースを10周し、事前に申請した目標タイムに近いチームが優勝。とにかく走ることを大人も子供も楽しもうという競技である。
ワタクシは昨年に続きむつみJVCの元気の有り余る子らを率いて参戦。体育の中で一番得意やったのは持久走。この数日は練習がてら農場の行き帰りを走ってみたりもしたし、まあいけるやろと思ったらこれがキツい。途中、霙は降るし坂はキツいし、駐在さんとむつみ総合事務所の所長が見てなかったら絶対に歩いてた。

しかし、大人が決して軽やかとは言えないけど一生懸命走る姿を子供に見せるのっていいもんですよ。君たちもいつか足がもつれる日がくるんだよと。

そんなスポーツの盛んなむつみ地域でワタクシは週一回バレーボールを細く長く10年以上やっている。以前は9人制のママさんバレーやったが人数が確保できず、6人制バレーになり、さらに減って現在は4人でやるソフトバレー。
9人もコートの中におるといろいろあるんで4人くらいが丁度よい。ちなみにママさんバレーのボールには「家庭婦人用」と書いてあり、ワタクシは個人的にこれにずっとモヤモヤ。