NEW OPEN 串かつ癒酒屋えみもり

長門と言えば、「焼鳥のまち」として有名ですが、昨年10月、長門市で唯一の串カツ専門店「串かつ癒酒屋えみもり」がオープンしました。店長の新本浩盛(しんもと・こうせい)さん(25歳)にお話を伺いました。

えみもり1

■これまでの経歴を教えてください。
-長門市で生まれ育ち、長門高校を卒業後、パティシエを目指して、福岡の中村調理製菓専門学校へ進学したのですが、アルバイト先だった串カツ屋の店長から誘いを受けて、卒業後は、そのまま、串カツ屋に就職しました。新店舗の立ち上げや店長なども経験させていただいたのですが、いずれは独立したいと考えていたこともあり、料理人としての幅を広げようと、23歳の時に、中洲の割烹料理屋に転職し、和食の修業をしました。そして、昨年9月に長門市へ帰郷。10月に店を開店させました。

■なぜ、長門で独立されたのですか?
-地元に仲の良い友人もいましたし、田舎が好きだったので、いずれは長門に帰りたいと思っていました。また、長門市には串カツ屋がなかったことから、独立するならば、串カツ屋が良いなと考えていました。長門は人が温かく、家族みたいに可愛がってくれる方が多く、お客様や従業員に支えてもらっていると感じています。

■えみもりさんのこだわりを教えてください。
-当店では、ラード100パーセントの揚げ油を使用していますが、お客様からは、胃もたれすることなく、こんなにも軽く食べられると思わなかったとおっしゃっていただきます。あっさりとお召し上がりいただけるよう、「衣」にはこだわりを持っていますね。衣となるバッター液には卵を使用していないので、サクサクした軽い食感をお楽しみいただけますし、卵アレルギーがある方でもお召し上がりいただけます。また、2種類のパン粉をブレンドし、粉砕することで、油を吸わせないように工夫しています。そして、串カツ屋と割烹で学んだことの全てを活かして作りだした「秘伝のソース」は、濃い目のものとあっさりしたものの2種類をご用意。他にも、ブレンド塩やみそ、自家製タルタルソースなどもご用意しており、メニューによって、様々な味をお楽しみいただけます。串カツは、長州どりやむつみ豚、牛肉などを始め、魚介類や野菜のメニューもありますし、季節の食材を使用した期間限定メニューや一品料理もご用意しています。リピーターの方も増え、女性や年配のお客様にも多くお越しいただいています。

■今後は、どのような展開をお考えですか?
-オープンして半年が経ち、私自身も慣れてきて、少し落ち着いてきたところですので、今後は、宣伝にも力を入れていこうと思っています。口コミが一番ではありますが、限界もありますので、今後は、SNSなどを活用して、より多くのお客様に興味を持ってもらい、お越しいただけるように、何か面白い展開をしてけたらと考えています。また、これからも、感謝の気持ちを大切に、お客様をおもてなししていきたいと思います。

■北浦うぇぶをご覧の皆様にPRをお願いします!
-えみもりは、漢字で「笑盛」と書きます。お客様にとって、癒しの空間となり、「笑顔で盛り上がれる店になりますように」との願いを込めています。お子様連れのご家族はもちろん、ご年配の方まで、ぜひ、お気軽にお越しください!

えみもり2
長門市東深川1860-1
営業時間/17時~23時(ラストオーダー22時30分)
定休日/水曜日
☎0837・22・4513