NEW OPEN ブーランジェリー 住吉丸


今年2018年8月8日という何とも末広がりが日に、萩市今古萩にオープンされたブーランジェリー 住吉丸さん。ブーランジェリーとはフランス語でパン屋さんのこと。北浦うぇぶでは、とても気になりつつも取材に行けずにいましたが、遅ればせながら取材に行ってきました!
先ず店内に入る前に「お!」っと思うのが入口ドアのバケットを模した取っ手!「今からあなたが入るのはパン屋ですよー!」と視覚と触覚で改めて確認でき、どんなパンが待ってるのかしらとワクワクさせてもらえます!そして、入店してみると菓子パン惣菜パンがズラリと並び、それぞれが個性を持ち、キラキラと輝いているようにも見え、何だか財宝の山を目の前にしたような気持ちにさせてくれます!

オーナーの丸岡さん夫妻は、オープン前はともにパン職人で、旦那さんの弘一さんはパン製造販売会社に務め、奥さんの貴子さんは関西のパン屋で腕を磨かれたとのこと。出店は貴子さんが「いつかは地元の萩でパン屋を開きたい。」という思いからで、その夢が形となったのがブーランジェリー住吉丸!


コンセプトを聞くと「関西では根付いているパン文化をこの萩でも根付かせることができるように、今までの萩にないものを提供するお店」とのこと。その違いは主に製法のこだわりにあり、ダントツの人気商品となっているクリームパン(180円)は、カスタードクリームから自家製で作られています!多くのパン屋では既製品のカスタードクリームを使われるなか、クリームから手作りなのは、こだわりを持たなければ出来ないでしょう。また、食パンもストレート法ではなく発酵種法で、最低でも製造に2日をかけるほどのこだわり様です。もちもち感からのどごし、小麦の良さが引き立った香りまでも、ストレート法で製造したものとは大きな違いがあります!

その他、惣菜パン、菓子パンなど季節によって様変わりするようですが、気になるところでは「平成キング」という、過去某パン屋で人気を博していたキングパンをオマージュした商品。こちらはブーランジェリー住吉丸をオープンするにあたって、「キングパンを作ってほしい」との要望の声を受け、キングパンを見たことも食したこともない丸岡夫妻が、キングパンファンの記憶を聞きながら、試行錯誤を重ね開発された商品です。筆者も口にすると青春時代の思い出が蘇ってきました!(笑)
丸岡夫妻の「パン文化を根付かしたい」という強い思いが営業時間にも表れており、何と!朝7時から開店され売り切れ次第閉店という心意気!今までの萩にないものを提供されるブーランジェリー住吉丸さん。要チェックです!

ブーランジェリー住吉丸
萩市今古萩18
営業時間 7時~売り切れ次第閉店
店休日 日曜日、月曜日