萩松陰神社前郵便局 リニューアルオープン! 小崎局長インタビュー

今月16日(月)に萩市船津にある郵便局・萩松陰神社前郵便局が場所を変え、建物を新たにリニューアルオープンされます。1990年代から始まった郵政民営化の動きから、2007年に郵政グループが発足し事実上民営化がスタートし早13年。郵便局が局舎を新たにするということで、この度の北浦うぇぶではリニューアルオープンを控える萩松陰神社前郵便局長・小崎忍さんにお話を聞いてきました。

■この度のリニューアルオープンですが、どのような経緯で移転することになったのでしょうか?
-先代の局長が特定郵便局として萩松陰神社前郵便局を今ある場所に開局したのが今から46年前の昭和49年でした。それから地元の方々に支えられ今日まであります。ただ、開局当時から駐車場は隣接しておらず、車社会となり、車で荷物を持ち込まれる方にとっては不便な局でした。お客様にとって最寄りの局が萩松陰神社前郵便局であっても、大きな荷物は萩郵便局へ持っていくという方も少なくありませんでした。併せて、建物の老朽化も進み、耐震面の問題も出てきたので、建て替えを考えるようになりました。

■最近では、郵便局の新築移転という話はあまり聞きませんが、この度建て替えとなった決め手は何だったのでしょうか?
-確かに老朽化が進んでいるからといって、容易に建て替えが行われるとは限りません。しかしながら、当局の場合は先程申し上げたように、隣接する駐車場がないにも関わらず地元の方をはじめ多くの方にご愛顧いただいております。別の言い方をすれば、今の場所よりもっと良い立地条件であれば、お客様の利便性が更に上がり、これから40年50年経っても地域の皆様に喜んでいただける郵便局となると期待されている後押しが大きいですね。また、先代から受け継いだ「萩松陰神社前」という名前を変えずに継承していきたいという願いもあり、移転するなら松陰神社の前というロケーションを拘っておりましたところ、色々なチャンスに巡り逢うことができ、この度のオープンとなったのも大きな要因でした。ですから、今回関わり逢えた方には、感謝でしかありません。

■なるほど、そのような背景があったのですね。新しくなる萩松陰神社前郵便局に期待するものはなんでしょうか?
-主要道路沿いで駐車場もあるので利便性は格段に上がると思います。多くの方にご利用いただければ嬉しいです。昨今は、ネットでの取引が増え、対面でのサービスが少なくなってきましたが、時代に逆行するかもしれませんが、人との関わり合いを大切にしたいと思っております。振り込め詐欺やネット犯罪もお客様との対話から抑制することができると信じ、これからも今まで同様、いやそれ以上の郵便局となればうれしいですね。難しい表現をしましたが、フェイスtoフェイスの信頼できる郵便局として、これからもお客様とかかわりあうことを目指したいです。

■リニューアルオープンは3月16日(月)だと聞きました。読者の皆さんへPRすることがありましたらどうぞ。
-今回のリニューアルオープンを機に、既存サービスに加え、パナデリアKIKIさんの手作りパンや、野菜や果物などを販売いたします。新しくなった、萩松陰神社前郵便局が皆様にとって交流の場としてお役に立てばと思っております。是非、お気軽にお寄りください。

3月16日(月)9時よりオープン
(オープニングセレモニー 8時30分から)

所在地:山口県萩市椿東2556-2
電話:0838-22-5700