今年4月12日、ファーストミニアルバム「BLAZING GREEN」（2019年9月7日発売）に収録されてる「ハピネス」と「Green」のミュージックビデオをYouTubeで公開した萩市発のスリーピースバンドAqua GeeCharn（Ba.Vo.：るーちー、Gt.：じゅん、Dr.：つっきー）。新型コロナによってライブ中止を余儀なくされる中、ミュージックビデオ（以下MV）の配信やグッズ開発など、ポストコロナ、アフターコロナを迎えたとき、ファンと共に、支援者と共に、再びライブ活動を楽しめるようにと準備されています。
この度は、Aqua GeeCharnのるーちーさんとじゅんさんに電話取材してきました。
■先ずはAqua GeeCharnの結成について教えてください。
じゅん：結成は2015年です。きっかけは、萩市で長年開催されているライブ・アルティックナイトに出演させてもらったことです。学生時代バンド活動していて、高校を卒業しても萩に住んでいる同年代の仲間5人でコピーバンドを即席で組み、出演させてもらいました。
■現在は3人で活動されていますが、即席5人バンドが3人になったのはいつ頃で、その理由は何ですか？
るーちー：3人になったのは結成翌年の2016年6月ごろでした。コピーではなくオリジナル曲を1から作ってみようという熱量が生まれ、本気でやりたい、メジャーデビューを目指した活動をしたいと思った3人が、そのまま続けたという形です。
■バンドの世界について疎いので聞かせてほしいのですが、バンドがメジャーデビューするとは、どのようなプロセスでなれるものなのでしょうか？
じゅん：一般的にはライブに出演させてもらい、ライブが盛りあがったり、来場者から好評をいただくなど反響があれば、また出演をお願いされたり、その声が他のライブ主催者にも届き、出演させてもらえるライブが増えると、メジャーレーベルの目に留まる可能性も高まり、メジャーレーベルから契約の話がきて、契約できればメジャーデビュー。…というプロセスがスタンダードかなと。
■その道のりをこの萩からスタートすることに、とても魅力を感じます。大変な道のりだと思いますが、今現在、手応えみたいなものはありますか？
るーちー：都会に比べて環境が良いとは言えない場所ですが、その分周りの協力もあり不自由なく活動ができています。環境が良くないからこそ見えてくるもの、周りにはないものがこの萩にはあるような気がして、それを強みだと思って活動してます！2018年4月に1stシングルリリースツアーを10本行い、昨年9月からのミニアルバムツアーでは東京・大阪・名古屋を含めた全20本を行い、いろいろな場所のいろいろな人に山口県萩市を知ってもらえていることを実感し、自信にも繋がっています。
■凄いですね。親御さんや家族は、社会人になってからもメジャーデビューを目指し、活動することについて、どのようなスタンスですか？
るーちー：私の親は最初から応援してくれましたし、ライブにも来ます。
じゅん：ウチの親は、当初反対していましたが、今は応援してくれています。
■さぁこれからというところで、新型コロナにより活動できないのは悔しいですね。
じゅん：確かにそうですが、ライブが出来なくても、やれることはありますので…。曲を作ったり、この度のMVもその一つです。
るーちー：Tシャツやラバーバンド、ステッカーやロゴの缶バッジなどグッズの製作もしています。
■新型コロナが収束するのが待ち遠しいですね。最後に今後の展望やビジョンをお聞かせください。
じゅん：メジャーデビューを目指してこれからも活動していきますが、メジャーデビューしたとしても地元・萩を大切にしながら音楽をやっていきたいです。僕たちの活動範囲が広がれば広がるほど、萩という素敵な町があるってことを知ってもらえると思いながら励みたいです。あと、時代まつりや萩夏まつりなど、萩のイベントにも出演したいです。そして、いつかメジャーデビューしたら萩でフェスを開きたいなと…。フェス目的で萩に来てもらって、ついでに観光して、萩を気に入ってもらえるってなれば、これほど嬉しいものはないです。
■地元愛が凄いですね。最後に読者の方にPRをどうそ。
じゅん：地元にこんな若者がいるんだって認知してもらえるだけでも力になります。応援のほど宜しくお願いいたします。新型コロナが収束するまではライブ出演の予定はつきづらいですがTwitterにて随時ライブ出演情報は発信していきますので、チェックしていただけるとありがたいです。
Twitterアカウント ＠AGC_hagi
MV
ハピネス：https://www.youtube.com/watch?v=OCCuiLXTohY
Green：https://www.youtube.com/watch?v=z02sgcarhbo