連載 むつみ豚と雨女vol.42

9月初旬、台風9号10号と立て続けに襲来。
家屋も心配だが、農業に従事されている方々にとっては収穫前の作物・ビニールハウス・倉庫・農場・圃場と心配はつきませんよね。ばったり倒れた稲やめくれあがったビニールハウスを見ると残念無念で胸が痛む。生産物の損失だけでは済まない。あぁ余計な仕事と出費があぁ…。

特別警報級と言われた台風10号。雪には強いが風には弱いと評判の小野養豚の豚舎。数日前から念には念を入れた台風対策を施しさあ来いと10号を迎え撃つ。9/7朝、恐る恐る社長が確認するとなんと無傷!前夜からの緊張から解放された。

さて去る5/14、小野養豚の堆肥舎が火災に見舞われたことご記憶にございますでしょうか?

あれから3か月半、ついに新堆肥舎が完成いたしました。焼失した堆肥舎を片付け、山から木を伐り出し、皮を剥き、基礎を建て、柱を建て、垂木を並べ、屋根を張り、あれやこれやで7月の長雨や8月の猛暑もあったが9月完成を迎えた。ワタクシもちび~っとは役に立ったはず。それにしても会長と会長夫人(ジジババ様)のバイタリティは見事なり。当初の宣言通り自分たちの手で建ててしもうたんだから。まだまだ隠居は早いですぞ。ちなみに今回の写真は火災直後と完成後です。

なんにしても大きな被害もなく台風が通り過ぎやれやれ~。むむむ、ワタクシの愛車にギギギと傷が!
どうやら近くに立てかけておいた農具が風で倒れたようだ。がびーん。

いいんだいいんだ、人と豚が無事ならそれでいいんだ。会社の軽自動車ばっか乗り回して倉庫に入れっぱなし。ガラスコーティングやからとあまり洗車もしとらんかったし。ぐすん。きれいに直りますように。