むつみ豚と雨女vol.47

ソロ活動とは二人以上のグループで活動していた人が、グループを離れて一人で活動することである。昨今はソロキャンプだの、ソロ活女子だのという言葉もあるようだが、ワタクシは若いころから一人でラーメン屋だろうが、定食屋だろうがどこでも平気で入れる。ドームで野球観戦もコンサートも一人でへっちゃら。15歳頃から一人でなんでもしてきたので元祖ソロ活女子と言えよう。一人が好きというよりは一人のほうが日程調整も楽だし相手に合わせなくていい。実際のところ気軽に誘えるお友達がいないというのも事実。

今やすっかりソロ活おばさんとなったものの、家庭・職場・各種所属団体では一人で勝手に活動できるわけではない。それでも長年しみついてきたソロ活根性は抜けるものでもなく、ついつい一人で行動しがち。先日、むつみ小学校PTA広報誌を作るにあたって広報部長であるワタクシはこれまた一人で勝手に『長年同じような広報誌ではつまらない、なにか変えたい、あわよくば全国PTA新聞コンクールに応募したい』などと考え、勝手に企画案を作り動き出す。結果、広報誌の1ページのみ新企画に変更できた。このペースでは子の在学中にコンクール応募は厳しいのではなかろうか……。いや本音を言うと応募ではなく入賞を目指したいのだ。

ワタクシ、何がいけないのか深く深く考えましたよ。それは仲間づくりが下手だから。一緒に活動してくれる人に自分の気持ちを話し共感応援してくれる人を作ろうとしないから。以前、子にも言ったことがあるが『夢・希望・野望は声に出さんと叶わない』。ワンマンプレーの広報部長ではコンクール入賞など夢のまた夢。

今春、末っ子が小学校入学。地域の方やPTA会員に広報誌を通じてむつみっ子の様子をお伝えしたい。年々児童の減るむつみ小学校。ちなみにむつみ豚は順調に増えている。