連載 むつみ豚と雨女vol.95

「萩むつみと雨女vol.95」

当コラムはワタクシの視点からの解釈で発信しており、そこの根拠となるデータや第三者の意見などは存在しない。
そしてなにより読者に忖度しないというスタンスで書いておる。要はいつだって炎上覚悟ということよ。

ちょっとセンシティブな話なんやが聞いてほしい(コラムなんで読んでほしい)。4月上旬の県内某所、WANIMA(日本のスリーピースロックバンド)のライブへ長女と三男坊とワタクシの三人で参戦。今年の1月からチケットを取り楽しみにしてたんだ。開場し、席に座ってスタートを待つ。会場内の照明やスモークの雰囲気に、WANIMAガチ勢からワタクシどものようなにわかファンまでみんなワクワク。スタート5分前になってもワタクシの隣の席は空席。遅れてんのかな、グッズ売り場でも行ってんのかな、このまま誰も来なかったら席が広くていいな~、と思いきやスタート2分前にはお隣さんも到着。途端にあたりに香りが満ちる。こ、これは…いわゆる体臭というやつね。ライブの約2時間、耐えられるだろうか…。

最初に書いたように体臭という極めて個人的でセンシティブな内容なのよ。大前提としてお隣さんにもワタクシにも誰にも非は無い。これが学校だったら、職場だったら、家族だったら、友人だったらなどと一期一会のライブ会場で隣り合わせただけの名も知らぬ人の心配をしても仕方のないこと。

ロックバンドのライブですからね、盛り上がってくれば皆さん腕を振り上げ、ジャンプしたり手拍子したり一緒に大声出したりとなってくるわけ。そのたびにお隣さんからの重いにおいが舞ってくるわけ。図らずとも複雑なライブになってしまったわけだが、やはり生の音楽はいいね。

ライブ後、腹ペコの子らを連れパスタ屋さんへ。物価高騰で普段は食べないようなちょっとお高い真鯛の入ったパスタを注文。出汁仕立てのパスタなんて家ではまず出てこないわ。炙り真鯛と出汁の香りに被ってまだ鼻の奥で香るお隣さんの体臭に撃沈ライブ。