連載 むつみ豚と雨女vol.57

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。コラム連載も4年目を迎え、連載が打ち切りになっていないこの奇跡に感謝いたします。ファンレターは(有)小野養豚宛に送ってください。

新年号とは言え、このコラムを書いているのは12月も下旬にさしかかろうかという1年で一番の繁忙期のピーク。毎年のことながら目をギラギラさせながら注文をこなしている。

そんな気ぜわしい師走の日曜日、某コンビニの駐車場で愛車が接触事故にあう。先方に原因はあるもののマジでショック~。誰もケガがなくて幸いではあるが、ワタクシの愛車に傷が~。しかも車の傷を写真に撮ろうとしてスマホを落として画面が割れて呆然。ほどなくして警察の方が来られあれこれ事情を聞かれる。あなたは何メートル手前で気づきましたか?ぶつかったとき時速何キロでしたか?その直後はお互いの車がくっついてましたか?離れてましたか?離れていたなら何メートル離れてましたか?むむむ…。

非常時こそ落ち着いて行動せねばなりませんよ。ワタクシ、直後は先方にギャンギャン物申しておったので覚えとらんのです。

そして唐突にデジャヴ。あれは6年前の長男高校受験の日のこと。受験会場まで送って行った帰り道、信号待ちで追突される。直後、車から飛び出して先方にギャンギャン苦情を申し立てる。それから警察が来てからは以下同文。その人の本質とは年月が経とうが変わらんということを実証したというわけである。

2021年ワタクシの振り返り。長男成人式中止、末っ子卒園入学、インフルエンザ入院、萩むつみ豚商標登録、6次産業化アワード大臣官房長賞受賞、愛車事故。良いことも悪いこともあり、まあトントン(豚だけに)。新年号に愛車の傷の写真ではなんですから、イベントで張り切るワタクシの写真をご覧いただきたい。