2022年年男年女インタビュー 吉岡 浩志(こうし)さん (1998年生) フィジーク選手

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-小学2年生から始めた野球を中学、高校、大学と続けてきましたので、野球ばっかりの人生でした。野球人生の中で思い出深い出来事といえば、長門高校野球部時代に全国高等学校野球選手権大会山口県予選で長門高野球部初となるベスト4にまで進出したことと、徳山大学野球部では2年生のときに全日本大学野球選手権大会で全国ベスト8まで進んだことです。野球を通して、色々な人に出会え、チームワークの大切さ、強いて言えば、しっかりコミュニケーションを取ることの大切さや人を気遣うことの大切さを学び、人として成長させてもらえ、本当に感謝しています。また、大学2年のときに怪我をして始めたジムトレーニングも、自分の人生にとって大きなターニングポイントとなりました。大学卒業後、萩に帰ってきてから、元ゴールドジムのトレーナーをされていたマイフィット萩の木原さんと出会うことができ、木原さんから勧められて、昨年10月福岡で行われたマッスルゲート九州という大会でフィジーク(鍛え抜かれた肉体全体のバランスの美しさを競い合う競技)に出場し、初出場ながら準優勝を得ることができました。大会に出場するにあたって、何カ月もかけ10kgほど減量していくのですが、キツいことを継続して出来なかったそれまでの自分から、好きなことなら大変なことでも続けることが出来るんだという自信を得る事ができ、精神的にも成長することができたと思います。そして、この道で生きていくという志を立てることもでき、周南市にあるパーソナルトレーニングジムに就職が決まり、来春からパーソナルトレーナーとして働くこととなりました。

■年男を迎える2022年はどのような1年にしたいですか?
-今年は山口県メンズフィジークOPEN大会に出場しようと考えています。昨年のデビュー戦では手探りで減量していたところもあって納得のいくものではありませんしたが、今はある程度減量方法も把握できたので優勝目指して頑張りたいと思います。また、4月からは新しい職場で働きますので、仕事を早く覚えて、新しい生活に慣れたいですし、現在2店舗を5人のトレーナーで回しているジムなので、トレーナーの中で一番人気を得れるようにも励みたいです。そして、年内には山口市に3店舗目を設け、僕も山口店に派遣される予定となっていますので、4月に周南、それから山口市へと、目まぐるしい1年になりますので、時間を大切にして過ごしたいと思います。

■今後の人生をどのような人生にしたいですか?
-先ずは、自分が経営するジムを3年以内に建てたいなと考えています。遅くても5年以内には独立したいです。始めは小規模のものでも、徐々に規模を拡大し、山口県を代表するようなトレーニングジム会社を築き上げることが夢ですね。金銭面をクリアできれば、パーソナルジムだけでなく、大型のジムもやっていきたいです。もちろん引き続きフィジークの大会には出場し、いつかは全国大会で優勝するくらいにはなりたいと思いますが、ハードルはめちゃくちゃ高いだろうなと。ナチュラルでどこまで行けるか挑戦していきます。人としてもそうですけど、先ずはフィジークで人に憧れられる選手になりたいですし、「この人について行けば大丈夫!」と信頼される人間になりたいです。

■ありがとうございました。