萩ライオンズクラブ認証60周年記念事業 萩往還「涙松の景観再現」~歴史的文化資産の形成と伝承~

今年2月11日に認証60周年を迎えた萩ライオンズクラブ(田村伊正会長)。発会以来、故郷へ社会貢献するべく奉仕活動に邁進され、この度、認証60周年の禁煙事業として「萩往還涙松の景観再現による歴史的文化資産の形成と伝承」を行なわれました。また、今年は「松下村塾国史跡指定100年」を迎えることから、「歴史の道100選」の萩往還に建立された吉田松陰先生の顕彰石碑「涙松の遺跡」の地に、「涙松」の由来に基づく往還松として、松陰神社に奉献された黒松を移植植樹に加え、先立ちまして萩市市街地方面と国道262郷線方面からの視界確保できるように雑木伐採、涙松史跡地域の既設電柱の移設、そして「涙松」の由来を偲ぶ石造りのベンチを萩の市街地を見下ろせるように配置するなど、大がかりな景観再現を施されました。

記念事業部会長 田辺 源忠(もとただ)さん

「この度の事業では、歴史的文化資産である涙松の史跡地域を整備させていただきました。萩往還を歩くイベントなどで、皆さんが休憩できるポイントとしても、萩市街を一望できる新たな観光スポットとしても注目を浴び、吉田松陰先生が安政の大獄で江戸に送られた当時を偲ぶ場所となれば幸いです。」

2月10日に行われた災害時におけるボランチア支援に関する協定書調印式