7月3日(日)、阿武町のABUキャンプフィールド特設会場をメイン会場にして「第3回ABUスイムラン道の駅フェスタ」が3年ぶりに開催されます。種目は2種目あり、1つ目は『個人スイムランの部』。これは、1人でスイム1.5kmとラン10kmを泳ぎ走ります。2つ目は「リレースイムランの部」。こちらは2人でエントリーし、それぞれスイム1.5kmとラン10kmを担当します。紺碧の日本海をスイムし、その後情緒ある奈古の街道を経て、のどかな田園地帯を走ります。
大会はABUスイムラン道の駅フェスタ実行委員会が主催ですが、競技は山口県トライアスロン連合が主管します。主管するトライアスロン連合の西村会長にトライアスロンについて伺いました。

■先ずはトライアスロンについてお聞かせください。
-トライアスロン=triathlonは、ギリシャ語で数字の「3」を意味する接頭辞 tri- と、「競技」を意味する athlon の合成語で、英語発音にならって「トライアスロン」と呼ばれています。この言葉自体は、具体的な種目名を示していませんが、現在では、水泳・自転車・長距離走(スイム・バイク・ラン)の3種目を、この順番で、それぞれの距離・コースを設定し1人のアスリートが連続して行う競技を指しています。
競技距離は、スタンダードディスタンス(またはオリンピックディスタンス)のレースは、合計51.5km(スイム1.5km・バイク(自転車)40km・ラン10km)で行われます。鉄人レースと呼ばれるロングディスタンス(長距離)は、スイム3km以上、バイク91km以上、ラン22km以上のレースを指し、ハワイで行われるアイアンマンレースは、合計約226km(スイム3.8km・バイク180.2km・ラン42.2km)となっています。オリンピックディスタンスのレースは、2000年シドニーオリンピックより、トライアスロンはオリンピックの正式種目となったことから、そう呼ばれており、日本では、2009年「トキめき新潟国体」より国体の公開競技となり、2016年「希望郷いわて国体」より正式競技となりましたが、国体ではスタンダードディスタンスで実施されています。
全国では、東京のお台場や横浜での都市型大会も開催されていますが、長時間に亘る交通規制からロングディスタンスの大会は沖縄県の宮古島、石垣島さらに長崎県の五島列島など離島において開催されています。中国地方では、鳥取県の皆生温泉をスタートゴールとするロングの大会が開催されていますが、バイク競技もラン競技も競技者は一般道の交通法規を遵守し、信号に従わなければペナルティーが科せられという大会です。しかし、そのようにルールの厳しい大会であっても、日本海の荒波を泳ぎ、中国地方最高峰の大山に向かってペダルを漕ぎ、炎天下でのフルマラソン走り、自己の体力の限界を求めるトライアスリーターが全国から参加します。
阿武町で行われるスイムラン大会は、バイクの40kmを除いたスイム1.5kmとラン10kmで行われますが、7月の暑さの中で行われるため、バイク競技がないにしても完走するには日頃の弛まぬトレーニングが必要です。
■ABUスイムランの開催経緯と魅力についてお聞かせください。
-この度、阿武町において3度目のスイムラン大会(ABUスイムラン道の駅フェスタ)が開催されます。阿武町が、県内でも山と海に恵まれた環境であることは住民の皆さんも重々承知されていました。この素晴らしさをどうかして全国に発信したいという花田阿武町長と町民の皆さんの思いと、県内でトライアスロン大会を開催したいというトライアスロン愛好者の思いが一致し、平成30年にこの大会が始まりました。
しかし開催までには、漁場での海上イベントだけに漁業関係者の皆さんとの調整や数時間に亘って車両の通行禁止を行う交通規制に対する町民の皆さんの理解を得るため、町役場の方々、特に教育委員会の皆さんの地道な努力がありました。その結果、第1回大会は、スイムスタート直前に選手の一人がウニを踏みつけリタイヤするというハプニングの他に事故もなく無事終了することができ、担当者は大会開催に自信も持つことができました。
第2回大会は、多くの関係者が実行委員会のメンバーとなり、町挙げてのスポーツ行事に発展しました。大会会場は、ゴールする選手の笑顔と町民の皆さんの笑顔が交じり合って盛り上がり、全国のトライアスロン大会に負けない大会となりました。しかしながら令和2年度からは新型コロナウィルスが感染拡大してまいりました。このため全国の多くの大会が中止あるいは延期となり、ABUスイムラン道の駅フェスタも同様に中止となりました。この2年間、愛好者はトレーニングの成果を発揮する場もなく、ただ黙々とトレーニングを続けてまいりました。
しかし今回、阿武町から再開する連絡に県内の愛好者の喜びはひとしおです。
まずは、万全な新型コロナウィルス対策により今回の大会を事故なく開催することが、明日へのトライアスロン大会となることを祈って、私たちは精一杯大会の競技運営に努めたいと考えています。
どうか皆さんも7月3日(日)に、ABUキャンプフィールド特設会場に大会の応援に来ていただきたいと思います。
■ありがとうございました。
お問い合わせ
阿武町教育委員会 電話08388-2-0501
大会申込(ネット申込)
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※同日、10:00~15:00 ABUキャンプフィールド・道の駅阿武町では「カレーフェス」「森里海の市」が同時開催予定です。
