尾道ラーメンをベースに作ったオリジナルラーメンを提供し、萩での移住ライフを楽しむ! まるたんラーメン!

今年2月、萩市御許町にオープンしたまるたんラーメン。オーナーの元永さんは大の釣好きで、定年退職後、広島の尾道で釣りを楽しみながらセカンドライフを過ごされていたそうですが、瀬戸内海では釣ることができないマグロやカンパチを釣りたいと、船を購入し、萩に移住を決められた方。船を購入したものの、完成までは2年かかるとのことで、その間に移住の準備をしてこられました。ラーメン屋を始めるきっかけとなったのは、船を保管する予定である萩マリーナに訪れたとき、所長さんに「萩にはラーメン屋が少ないからラーメン屋をやってみたら」と進められたことからとのこと。元々、移住後は餃子専門店をやりたいと考えていた元永さん。一緒に移住して来られた奥さんはカフェをやりたいと考えられたそうで、ラーメンも出すカフェも構想の中にあったと言われます。船が完成するまでの約2年間、尾道でラーメンの研究をしながら、萩に訪れては物件を探し回る日々を過ごし、昨年12月から元居酒屋であった場所を2カ月間かけDIYでラーメン屋に改修されました。

提供されるラーメンは尾道ラーメンをベースに萩の方に好まれるようアレンジしたオリジナルラーメンとのこと。尾道ラーメンを調べてみると、醤油味ベースのスープに平打ち麵、トッピングに豚の背脂をほぐし乗せた朱華園の「中華そば」をルーツにするものと、珍味メーカー阿藻珍味が開発した、鶏ガラスープに平いわしを使った「尾道ラーメン」をルーツにするものと、大きく2系統あるとのことで、尾道にある各店でも、鶏ガラではなく豚骨を使われるお店や、牛骨を使われるお店もあったり、平打ち麺ではなくストレート細麺を使われたりと尾道ラーメンも多種多様。そのような中、研究を重ねて開発されたまるたんラーメンは、尾道から仕入れる塩味薄めの醤油をブレンドしたタレを、長州どりの鶏ガラで取った出汁で割ったスープを使われ、麺は尾道から仕入れるストレート細麺。チャーシューにする豚肉は、鹿児島から仕入れられるもトッピングで使われる背脂は尾道から。同じくトッピングされるネギは、萩産のものを使われています。また、尾道では煮卵をトッピングするのは邪道と考えられているところもあるそうですが、「煮卵入ってるとお客さん喜こんでいただけるので」と、まるたんラーメンには煮卵もトッピングされています。サブメニューには、しらす丼や五目おにぎり(だし巻き卵付)、明太高菜ご飯がラインナップ。五目おにぎり(だし巻き卵付)は、広島にある文化なのかとお聞きしたら、「奥さんがよくお弁当で作ってくれてたんです。五目ご飯にだし巻き卵って合いますよね。食べにきていただける方にはお腹いっぱいになってほしい。でも、チャーハンをメニューに入れてないので、おにごりくらいは出したいなと奥さんに提案してみました。」と円男さん。お客さんに満足してもらいたいという思いは、価格にも表れ、物価が高騰するなか、現在のところまるたんラーメンは700円、しらす丼は驚きの350円で提供されます。
大好きな釣りをしながら、ゆっくりと過ごせれば…、ラーメン屋は細々とやっていければと考えての移住・開店は、予想外に裏切られ、オープン以後、店先に列が出来るほどの人気店となっています。円男さん自慢の手作り餃子やチャーシュー丼をいつかはオンメニューしたい、釣った魚で海鮮丼を提供したいなど、今後の展望をあげられますが、予想以上の来客に手が回らないそうで、新メニューの登場は。もう少し先になりそうです。また、気温が上がってきたら完成した船を自ら運転して尾道から萩マリーナまでのんびり船旅することを計画されているそうで、その時にはまるたんラーメンを長期休暇されるとのこと。長い時間暖簾が出てなくても閉店したわけではないのでお間違いなく!

まるたんラーメン
萩市御許町61-1 📞 0838-21-7795
営業時間 11時~14時30分
不定休