地元の繋がりが叶えてくれた長年の夢! 居酒屋カフェバー「心」オープン!店主・阿武勲さんインタビュー!

今年4月27日、萩市田町商店街入口のジョイフルポルタ1階にあった人気店・旬ダイニング楽の跡にオープンした居酒屋カフェバー「心」。
今回の北浦うぇぶでは、居酒屋カフェバー「心」の店主・阿武勲さんにお話しを聞いてきました。

■出店される前は大阪で料理人をされていたと聞きました。先ずは出店までのお話しをお聞かせください。
-学生のときから飲食の道でと考えていまして、高校在学時には中退して、その道を歩み始めたいと親に相談したところ大反対され、高校卒業後は大阪の企業に就職し工場の作業員として働いていました。このまま工場のライン作業で人生を終えて良いのかなと28歳の時に思い立ち、約10年間務めた会社を退職します。ただ、その頃は、料理人になろうとは思っておらず、ただ工場を辞めたいという一心でしたので、退職後は、食い繋ぐためにバイトをする生活をしていました。転機となったのは、そのバイト先の先輩が居酒屋を出店した事で、先輩がバイト先を辞めるとき「いつかは自分の店を持てるような人間になれ!」と声を掛けてもらったことでした。それから飲食への熱が再燃したのですが、年齢は31歳を過ぎており、中年の未経験者を雇ってくれるようなお店はなく、面接に行けば断られることが続きました。そのような中、「経験無しでも努力次第で何とかなるよ」と迎え入れてくれたのが、北新地に店舗を構える和食のお店「心屋」さんで、32歳にして飲食の本格的な修行を始めることができました。

■この話の流れからは、地元の萩で出店される雰囲気が全くありませんが、やはり新型コロナでしょうか?
-はい。心屋も、新型コロナの煽りを受け、収束するまで何とかお店を畳まずにいようと、限定的な営業に移行し、1週間出勤したら2カ月休みという期間が続きました。流石にこれでは生活できるわけなく、また1から他の仕事に就いても、大阪で暮らしていけるだけの収入が得れるかどうか40歳を過ぎたおっさんには厳しいもので、実家のある萩に戻ることを決断しました。

■それから出店へと向かわれたわけですね。
-いえ、緊急事態宣言が出された時の飲食業の怖さを知って、萩に帰ることを決めた時には、飲食の道は諦めていました。ただ生活ができることの有難みを痛感し、萩に戻ってからは他の仕事に就きました。お店を出すことになったのは、地元に帰ってきて、幼馴染や地元の先輩などにも合うようになり、人気店であった旬ダイニング楽の店主が病に見舞われお店を畳むことになったから居抜きでお店出してみないかと、同級生に言われたのがきっかけです。聞けば楽を出店する際、施工した会社の社長も同じ小中学校の先輩で、その先輩からは出資もしてやるとも有難い話も頂き、更には、楽の店主夫婦は、これまた同級生の親御さんで、店を出すなら厨房機器から食器類まで全て無料で譲ってあげるとまで言ってくれ、これ以上ない待遇で出店の話が進みました。

■それは凄いですね。それでは提供しているサービスや「心」さんのコンセプトついてお聞かせください。
-割烹や料亭のように高級なものではなく、大衆居酒屋や町の喫茶店、はたまた肩肘張らず気軽に行けるバーのような庶民派の飲食店にしたいと考えています。お出しする料理もほんと居酒屋やバーにあるようなものばかりです。ただ、約10年…たった10年かもしれませんが、本格的に和食を学ばせてもらい培った技術や技法を使い、心を込めて作った料理を提供しています。どんな人でも楽しんでもらい笑顔で帰っていただけるお店になりたいです。

■最後に読者のかたにPRをどうぞ!
-「心」は、地元 萩の方々のお陰で諦めていた夢を適えさせてもらったお店です。このお店が旬ダイニング楽のような人気店となり、コロナ禍のときのように緊急事態宣言が発令されても廃業とならず、いつまでも在り続けるお店に育てていくことが、全ての方への恩返しになるのものだと考えています。まだオープンして2カ月とちょっとですが、少しずつでも更に良いお店となれるよう、日々精進していきますので、是非足をお運びいただきたいです。

■ありがとうございました。

居酒屋カフェバー 心
萩市東田町12 ジョイフルポルタ1F
☎090-8792-4219
営業時間 平日17時30分~26時/土日15時~26時
店休日 不定休