久しぶりにちょっとした動画を作っている。内輪で楽しむような動画で正味8分といったところ。今まで何度か動画を作ってきたが、毎回画像を一枚ずつ切ったり貼ったりテストしたりと数分の動画を作るのにその何十倍もの時間がかかってた。今回も一か月はかかるやろうな。作業時間は本業もあるし土日のみの一日二時間が限度。もう目がしょぼしょぼしちゃって眼精疲労が甚だしい。老眼もかなりきてるしPC作業がつらいつらい。そんな感じで動画作成にとりかかったのだが今までの作成と違うのは大部分をAIが作るということ。動画作成ソフトにセクションごとの画像と音源を放り込みAIで自動生成。AIが動画に見合ったテロップも入れてくれる。今回の動画作成は楽勝やんけ、と思いきやそこはワタクシの想いを込めた動画なんでワタクシ好みに調整していく。まあ結局はこの調整と言われる作業に時間がかかるわけだが。
AIツールの普及により動画編集はさらに進化し素人のオバサンでもそれっぽい動画が作れちゃうのよ。この分野の仕事をAIが奪うというよりは、仕事内容を変化させクリエイターは短時間で高品質の動画を作成することが可能になるということね。
さて養豚においてもAIはすでに活用されている。例えば重労働な豚の体重測定。出荷時の体重は重すぎも軽すぎもダメ。一頭ずつ体重計に乗せるが嫌がったり暴れたりでかなり大変。そこでAIカメラ登場。画像からAIがデータを探し体重を割り出す。精度は98%だとか。でもうちには無いので今日も暴れ豚を体重計に乗せる日々。
小野養豚でAIというと人工知能のことではない。人工授精(Artificial Insemination)のことである。小野養豚では近年の夏場の異常な暑さにより種豚(お父さん豚)がへばってしまい受胎率が悪化。この状況を打破すべく昨年より人工授精を導入。結論から言いますが、豚の人工授精は大規模農場向きであって、うちのような規模の農場には向かない。とはいえ、まだまだ試行錯誤の余地ありよ。AIであれなんであれ、生まれた仔豚の可愛さは永久不変。