連載 OPあつしの徒然コラム 第53回

こんにちは。最近、剣道の試合会場に顔を出すことが多くなったアツシです。はい、先日の高杉晋作旗有備館剣道大会もスタッフとしてお手伝いしていました。
結婚して、子供が剣道をしていることで、練習場への送り迎えだとか、試合の引率したりと、剣道の場に顔を出すことが多くなりました。ワタクシの子供の頃、今の中央公園にあった、萩市民球場の横に萩武道館があって、そこで柔道の稽古が行われていました。隣では剣道の稽古が行われてました。懐かしいです…(遠い目)。
話はそれましたが、柔道も剣道も武道のカテゴリに入ることは皆さんご存知と思います。ただ、柔道の競技者として剣道を見たときに感じたことが。それは、「柔道よりも武道色が強い」という事。それが、どうこうという事じゃなく、客観的に競技を比較すると、より武道色が強いのは剣道だなと感じました。これを言うと、柔道関係者からお叱りを受けるかもですが(汗)それを感じたのは会場の作り方。柔道では次の試合、その次の試合を控えている選手は椅子に座って待っています。整理する側としては椅子がある事でコントロールしやすく選手導線も計画しやすいんですね。そんな運営を見てきました。で、この度、有備館剣道大会の会場スタッフをさせてもらいましたが、当然のように椅子はありません。で、次の試合の選手を誘導するも、別のチームがいるのでどいて下さいとも言えず、おおわらわした次第です。その時、「椅子、なんで使わんのやろ?」と思いましたが、そこは面を装着する時の姿勢はどの選手も正座をして面を装着しています。自分の身を守る防具に対して、礼節を持って装着する姿勢は武道そのものと感じました。おそらく、柔道が世界のJudoになる以前は正座して帯を直していたんじゃないかな。などと思いました。一方で、武道色が少なくなった柔道はオリンピック種目で日本のお家芸として、金メダルの確実な競技となり、世界で親しまれる競技になっているのも事実。剣道も、柔道もそれぞれの特徴もありますが、両方とも競技人口は少しづつ減っている模様。なんにしても、競技に携わる人の数が増えていかんにゃ、発展は見えないように思います。より良い変化を未来のために出来るといいですね。
鬼滅の刃の炭治郎は大岩を切るためにすごい修練したんやから、お前も炭治郎に負けれんぞと、子供には鬼滅の刃ネタで努力の大切さを教えるアツシでした。そんじゃ、今日も一日、ご安全に!!