連載 むつみ豚と雨女vol.34

今年度ワタクシが賜ったお役目。むつみ保育園保護者会会計係・むつみ小学校文化活動部長・むつみJVC保護者会長(2年目)・萩市ひとづくり構想推進委員(2年目)その他もろもろ非公式なお役目アリ。お役目を頂いたからにはバリューを発揮するべく活動したい。ワタクシのモットーに『とりあえず行ってみる』とあるので都合のつく限りは参加し皆勤賞を目指そう。

忙しいアピールをしているわけではない。郡部あるあるなんですよ、一人が何役もこなす。ワタクシの場合、職場が自分ちなんでどうも時間の都合が付きやすいと思われがち。役に付いている皆さんそうだが、お役目を果たすために本職を前倒したり後ろ倒したり2倍速でこなしているのだ。子のため、地域のため、自分のため、若い人たちのため。そんなワタクシにも若かりしママの頃があり、その頃はいかにお役目から逃れようかと画策していたものだ。

さて保育園生活17年目。ついに最終年度。もう生き字引のような存在と思われているかもしれん。ワタクシの子育てはむつみ保育園と共にあったと言っても過言ではない。園長先生の数だけ保育園には雰囲気がある。よく熱を出した子、生後3か月から入園した子、行きたくないと泣いて離れない子、行事に行きたくないワタクシ。

決して子育てに熱心なママではないと思う。子と家に居てゆっくり向き合うよりも、早々に職場復帰することを何度も選んだ。手のかかる子にどうしても意識が集中しがちになり、手がかからないと思ってほったらかしにしてしまった子からは反乱を起こされる事も。

四月から大学生の次男坊。コロナの影響で5月の連休明けから授業スタートの予定。憧れの一人部屋が欲しくて次男坊が家を出る日を指折り待つ長女。

この、日頃おとなしい次男坊と長女が時としてママに反乱を起こすのだ。