連載 むつみ豚と雨女vol.66

長かった夏が終わり、いきなり秋。それどころか今年も残すところあと2ヶ月半。

話は先月のこと、この9月うちの大学3年生の次男坊が母校であるむつみ中学校で教育実習をさせていただいた。昨年から決まっていたことやけど、ついにきたかという感じ。むつみ中学校には在学中の中3長女がおり、娘は兄の教育実習の受け入れに難色を示している。そりゃワタクシだって実兄が自分の学校に教育実習に来たらやっぱ嫌だよ~。

さて9月実習開始を迎え、兄大好きの小2四男は大喜び、小5三男は嬉し恥ずかし、長女は納得はできないが受け入れざるを得ない様子。成人はしているとはいえワタクシにとってはまだまだ子供。実習がうまくいっているのか気になりつつも毎日気疲れして帰ってくる次男坊に「今日の実習はどうやった?」とは聞けない。むつみ中学校の教職員のみなさんの中に身を置くだけでも次男坊にとっては試練なのである。

実習中の最大の行事と言えば『むつみ保・小・中合同運動会』小野家通算19回目の運動会をこのような何とも複雑な気持ちで迎えようとは。当日はお天気も良く競技も順調に進み、写真撮影係のワタクシはバズーカ砲レンズのカメラで子供達の頑張る姿を激写。実習中の息子もついでに激写。もう見てて辛いのなんの、なにをしていいか、どう動いていいかわからない感が漂ってて。

運動会後も実習は続き、なんとかやり遂げた3週間。結局「今日の実習どうやったかね?」も一度も聞くことができないまま終わった。中学生の時の保健体育の先生に憧れ、同じ職に就きたいと志し大学に進み、教員になりたいという気持ちで入学したものの学年が上がるにつれ気持ちに変化もあるみたいだがそれも良し。世界には数えきれないほどの職業がある。だが教員免許だけは取っておくれ。卒倒しそうな学費がかかってんだよ。

教育実習を終え、次男坊は大学戻る。可愛い可愛い彼女の待つ大阪へ~。