1983年生まれ 阿武知弘さん 株式会社 訪問看護ステーション陽向 代表取締役

Q.今までの人生を振り返ってみていかがでしょうか?
-子どもの時に思っていた将来像と現在とではギャップが激しく、振り返ってみて人生は難しいなと思うところもあり、人生は面白いなと感じています。というのも、元々は注射とか血が苦手で、医療関係の仕事に就くことはないだろうなと子どもながらに思っていたのですが、今こうやって訪問看護という仕事をさせてもらっていることが不思議というか面白いものだなと。子どもの時からコンピューターが好きで、高校卒業後は広島で進学し、その後、システム開発の仕事に就いていたのですが、看護師の母から病院のシステム担当者の席が空くから萩に帰ってこないかと、萩に帰るきっかけをいただきました。それから病院の中で仕事をしていくなかで、母がこれからの時代を見据え訪問看護の会社を立ち上げたいと声をあげ、賛同してくださった看護師の仲間と共にこの会社を立ち上げるに至りました。創業当初は不安もあったのですが、設立から2年半が経ち大過なく今があるのも、訪問してくださる看護師の皆さんはもちろん医師の方々、介護支援専門員の方々と多くの方々のお陰で、振り返らずとも皆さまに感謝するばかりです。

Q.年男を迎えるこの1年をどう過ごしたいお思いですか?
-亥年ということもあり、猪突猛進していきたいと思います。創設より2年半、紆余曲折もありながら一心不乱にやってきました。その間、2度手間や3度手間をかけてしまうようなこともあり、とてもバタついた時間を過ごしていたと思いますので、今年はしっかり地に足を付け、効率的な仕事ができるように考えて行動していきたいなと思います。それは仕事ではもちろんプライベートにおいてもということでワークライフバランスを充実させたいと思います。また、仕事においては、新しい仕事にチャレンジができるように種まきもしていきたいです。
プライベートの方では、趣味でバドミントンをしています。今年はチームの方々に迷惑をかけないよう、しっかりと練習にも参加して、試合にも勝てるようにしたいです。

Q.今後の人生をどのように歩んでいきたいとお考えですか?
-高校卒業まで、そしてご縁をいただき、また萩で住まさせてもらい、しっかりと恩返しをしていきたいと考えています。それは萩市に対してもそうですが、地域に対して、社会に対して、また僕達を助けてくれた方々、その他の方々に対してもお礼や恩返しをしていければと思います。高校卒業するまでで言えば、税金を払っていないのにしっかりとした教育や手厚い社会保障を受けさせてもらったおかげで今の私があるわけで、今後は個人でも法人でも税金をしっかり納めていきたいと思います。税金以外では、現在も赤い羽根募金百貨店プロジェクトや萩市立図書館の雑誌スポンサーなど取り組んでいますが、萩市や萩市に住む方に対して、よりよい生活ができる奉仕活動をより拡充していければと思っています。