萩市川上地区の入口にある帽子店「josui」。代表の園田里枝さんとそのご主人・滉樹さんが自宅の一部を改装し今年6月にオープンしたお店です。
里枝さんは沖縄県ご出身で、ご実家は沖縄県の伝統工芸品である、芭蕉布・芭蕉紙・紅型の染織工房を営まれており、身近な素材であった糸芭蕉繊維を使いファッションアイテムを作れないか考案しているときにパナマハットに出会われました。その後、本場エクアドルに渡り、現地で帽子の編み方を習得されます。帰国後は素材作りや帽子製造と並行して消費者が製造工程まで納得して買い物ができる様、現地の様子や作り手の思いなどをインスタレーション(展示空間を含めて作品とみなす手法)と共に展示販売を行なわれてきました。
そんな里枝さんは昨年3月、滉樹さんとの結婚を機に萩に移住。ご主人の滉樹さんは20代前半からカメラ片手に日本一周の旅をする中で萩に訪れ、中原木材工業の中原中弦さんの世界観に魅了され、萩への移住を決め、中原木材工業で住み込みにて技術習得をしつつ、2019年度に萩市地域おこし協力隊に入隊されます。入隊後は林政課に所属され、萩市内の木材の地域内消費3%という数値に衝撃を受け、少しでも地域内消費を増やすことができるのならと、里枝さんのパナマハットに寄り添う萩産木材を使用したハットスタンド職人になりました。
現在、東京日本橋三越百貨店など全国で展示販売会を行ないつつ、萩市川上地区の自宅を改装しアトリエ兼店舗としてもオープン。屋号である「josui」には、水のごとくどんな変化にも対応し良い方向へと前進していきますようにという願いが込められています。里枝さんは「ノリで買わなければよかったという商品ではなく、あの時に買ってよかった、この子(帽子)と一緒に色んなところに行きたいなと思ってもらえる帽子たちを販売していきたいです。」と言われ、ただ帽子を売るだけではなく、帽子の素材が作られた過程・パナマハット職人の家族の話・萩の木の話など、帽子やハットスタンドの背景までお客様と共有共感し合い販売することで、永く愛用いただけるよう心がけられます。
josui
〒758-0141 山口県萩市川上463-4
TEL 070-3800-9995
