2022年年男年女インタビュー 奥田 和彦さん(1962年生) ㈲市民サービスセンター 代表取締役

■今までの人生を振り返ってみていかがですか?
-小中高時代は、おとなしく目立たないタイプでしたが、親元を離れ大学に進学すると、建築を学びながら、多くのバイトをこなし、バンド活動などの自由な生活を満喫し、大勢の仲間と貴重な体験ができました。大学卒業後は建築会社に就職し、上司に仕事はもちろん、精神面でも鍛えられ、当時はとても大変でしたが、その経験は、現在も事業を進めていくのに大いに役に立っていると感じています。
20代半ばに良き相手に恵まれ、結婚。数年は建築会社に勤めていましたが、父からの話を受け、萩に戻り、家業である萩市民サービスセンターに入社し、新しい生活が始まります。30代になり、周りの人たちに支えられながら、夫婦で子育てに奮闘しますが、ちょうどその頃から、様々な役に就くこととなり、家を空けることが多くなりました。自分にできることで人の役に立てるならという思いで駆け抜けてきましたが、これも家族の協力があてこそと大変感謝しています。
基本的には「何とかなる」という楽観主義で、59年を過ごしてきましたが、何事も責任をもって行動することで、公私ともに上手くいっていると感じています。

■年男を迎える2022年をどのように過ごしたいですか?
-今年は子供たちが学生生活を終え、社会人になり、子育ても一区切りつきますので、少しゆっくりしながら自分たちの時間を作りたいなと思います。また、もともと家族旅行だけでなく、一人旅をするほど旅行が好きなので、コロナ禍でもできるプチ旅行などを計画しようと考えています。

■今後の人生をどのように過ごしたいですか?
-今から10年で、後継者にバトンを託し、70代のうちに全国各地を巡り見聞を広めていこうと考えています。また、地域ボランティア活動や楽器演奏やスポーツなどを楽しんでいきたいです。今までも、市内で開催されるアマチュアバンドのライブに足を運んでいましたが、時間を作り、自ら演奏もしたいです。あと、元々映画好きではありましたが、萩ツインシネマの運営にも携わらせていただいたのを機に、萩市内で撮影される映画やドラマで個人として協力するだけでなく、会社でも大道具・小道具などの製作を担わせていただき、製作現場を知れたことで、益々映画が好きになりましたので、鑑賞だけでなく、普及活動に時間を割いていきたいです。そのためにも心身ともに健康いられるように、自分の体を大事にし、運動する時間も作りたいと思います。とはいえ、若い時のように鍛えるというような激しい運動はできませんので、健康維持のたのに、学生の頃に励んでいた卓球や大人になって始めたゴルフ、あとはウォーキングなど気楽に継続して、健康診断でお医者さんから注意されないくらいの体にしたいです。
また、萩で暮らすうえでの楽しみ方を、多くの人と接しながら一生を通して探し続け、実践したいと思います。

■ありがとうございました。